あらすじ
すぐに最良の決断をし、トップスピードで行動に移すには、“すぐやる脳”が必要だ。「課題変換」「脳内To Doリスト」「フロー」……茂木式脳の使い方を伝授する、話題のベストセラー!
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Posted by ブクログ
すぐやる脳を持っている人は、結果を出せる。
すぐやる脳の活性化は、脳の抑制を外せるかどうかにかかっています。これを脳の脱抑制という。
それは、瞬間トップスピード。すぐさま切り替わり、直後には全力が注げるようになるということ。
脳の前頭皮質と背外側前頭皮質という部位の回路が関わっています。
自分と対話できる人が最後には勝つ!
自分と対話する為には、自分のことをもう一人の自分が横で見ているという感覚。今読書に集中しているかな、お腹が空いているかな、明日のことを考えているかな。少し引いた目線で考える。
自分との対話はストレスなく生きるのに非常に有効。脳機能からも、自分との対話を怠って無視してしまうことは、ストレスが溜まる。
今一番重要なことは何かを判断しながら、瞬時に舵をとっていく脳のバランス感覚が必要。
一流のクリエイターは好きを大切にする。
地位や名誉肩書きに惑わされることなく、自惚れることもなく、自分を突き進めるロックンロールな芯の強い人でなければ、偉大な業績を圧政できない。それが出来る人が自己肯定感の強い人。
人間の脳は、何に対しても自分事として意味を見いだす自律で動いていかないことには、努力を続けられない存在。仕事へのモチベーションに、自分の成功が社会に貢献できるという、ビジョンを明確にもっているから、アップルやGoogleやフェイスブックは成長した。
脳には、利他的な回路がある。他人のために何かをすることで自分が喜びを感じる回路。これを強化するためには、自分と直接関わりのない世界をどれだけ想像出来るかが重要で、お互いを高めあえる存在ならば、共感よりも意見を言って、利他的な回路を強化出来る。
ソーシャルモチベーション(社会の役に立ちたいという意識)が活動の原動力になる。自分の仕事にも誇りをもって取り組める。
この本のまとめ。
一番重要なことを見極め、すぐさま行動に移す。自分に厳しく、他人に喜びを与えることを目指す。