【感想・ネタバレ】再雇用されたら一カ月で地獄へ堕とされましたのレビュー

あらすじ

県立高校の社会科教師として38年間の教職生活を終えた笹川。定年後は常勤講師として再雇用され、4月から再び教壇に立つことになったが、それからわずか一ヵ月後、校長から衝撃の宣告を受ける。さらに、定年後の生活を見据えて、退職金の大半をはたいて実家の大規模リフォームを実施したが、明らかな手抜き工事が見つかってしまう。同時に、妻が勤務する学童クラブには閉鎖の話が持ち上がり…。「バラ色の老後」は、いったいどうなる!?

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Posted by ブクログ

2025/02/10
人間ってよくないことが転がるように重なることがあるし、そういう時って本人は気づかないうちに視野狭窄に陥って、絶望して、自殺してしまうよなと思った。主人公には愚痴を吐ける友人や家族がいて、色々問題が生じているけど家族関係が良好だからこそ、問題解決の糸口を見出せたってところはあると思う。家族関係が悪かったら詰んでた。
そもそも、冒頭部分から定年後の自分の職やキャリアについて視野狭窄に陥ってるし、何かしら不運や良くないことが重なる時は、視野狭窄の状態で判断や選択をミスった時なのかなと思った。

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2025年02月11日

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