あらすじ
俺は、はるかが好き――…お前本当に、あいつが好きなの? 女装男子・光のおしゃれ指導のおかげで、春香は、少しずつ自分に自信が出てくる。黒滝にもう一度、告白したいけど…? 一方、光は、春香への恋心が大きくなっていく。自分の気持ちを押し殺し、「女友達」として春香の恋を応援する光だけど、黒滝と本音でぶつかる時が訪れて!? 恋が大きく動く、第3巻!
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「二十歳過ぎたらブスは自己責任!」
厳しい! 本作の女装イケメンヒーロー・光が放ったこのセリフに私がどれだけ寝込んだことか! 厳しいお言葉に耳が痛くてちぎれそうになりつつ、読み進めればあら不思議。だんだん光の言葉に納得してしまう自分がいました。
私って、ちゃんと『女子』でいいのかな。そんな疑問が浮かんだ瞬間がある人に突き刺さる言葉がいっぱいです。女の子のおしゃれしたい気持ち。おしゃれしても、な現実。ありのままの自分でもいいって言うけど、それに甘んじる自分も情けない。
それでも一つ一つの感情に真剣に向き合うひたむきなヒロイン・はるかを追いかけていると、いつの間にかこちらまで前向きな気持ちになってきます。
はるかに影響された作中のキャラたちも、それぞれ見た目に悩みを抱えながら、自分にも他人にも魔法をかけていきます。
自分のルックスに自信を持てない私のような人にこそオススメしたい、まっすぐな垢抜けシンデレラストーリーです!
感情タグBEST3
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とにかくおもしろい。
女装男子の光が、はるかのことをだんだん好きになっていく過程が可愛くてたまりません。はるかのことを考えている時には、やっぱり男の子。頑張っているはるかが黒滝さんと仲良くなれるのも応援したいけど、光の恋も応援したい気持ちになります。
メイクがしたくなる
はるかがどんどん可愛くなっていくのが分かります。ちゃんと二重とか、こだわって描かれているんだな〜と、キャラクターデザインなどしっかりされてて好感です。
新キャラ登場
新キャラのミオは黒滝さんの元カノ。光に付き合って〜と言いつつも今後どちらかというと黒滝さんと何かありそうな予感。
そして何となく、男Verの光でいる割合増えてきてるな〜なんて思いながらも、ラストは超絶鈍感なはるかが…あの表情。
とりあえず最新刊でも光の言葉が素晴らしい。
ふたりでいると楽しい、だから一緒にいる。
本当これは重要なことだと思う。