【感想・ネタバレ】素直な容疑者のレビュー

あらすじ

目覚めたとき、明の横で、女は息絶えていた。赤くよごれたシーツと、ベッド脇の血をたたえた水槽。逮捕された明が、自ら推理したのちに選んだ運命は? 少女の愛の渇きを見事に捉えたミステリーの表題作のほかに、女性心理の微妙な揺れ、また翳りを描く「窓辺の娘」「犬を飼う男」「街の神秘と憂愁」など全7編。

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Posted by ブクログ

わたしが生まれる前の話だ。でもあまり古くささを感じさせない。人々がちょっとおっとりしてて古風かなと思えるところがあるけど。女中部屋のある庭付きの屋敷なんてものの様子が容易に想像つくなんて、しかもそれが生活の場として納得いくなんて私も変わった。自伝的「街の神秘と憂愁」の主人公の無茶をこの人もしてたのだろうか。女性らしい細やかさのある本だった。'92

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2009年10月04日

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