【感想・ネタバレ】弥勒のレビュー

あらすじ

新聞社の永岡は、妻の櫛がヒマラヤの国パスキムの破壊された仏像の一部と気づく。5年前入国した首都カターで見た美麗な仏像彫刻だった。美術品持ち出し禁止の国で政変のため寺院が崩壊したと聞いて、密入国を試みる。僧侶達は虐殺され都市は壊滅していた。彼も革命軍に捕らえられ…。旧習を打破し、完全平等の理想郷を求める人間達のもたらす惨劇。恐怖と戦慄の世界を臨場感豊かに描く畢生の大作。

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Posted by ブクログ

残酷な描写に、ぞっとしながらも読み通しました。
宗教とは? 都市生活とそれを支える農村の生活。 理想を掲げるリーダーのあり方。 カースト制と平等。 社会を変革するのに必要なこととは?…次々に浮かび上がるテーマに答えも出せぬまま読み進めるのみでした。
重い内容でしたが、とても興味深く面白かったです。

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2025年12月31日

Posted by ブクログ

これほどに重厚感のある小説を書ける作家はそんなにはいないのではないか。
パキスムという小さな国でのクーデター。クーデターが起こった中、そこに閉じ込められた極限状態の人間から浮かび上がる、人間の愚かさや醜さが重厚感を持って描かれている。人間の心を救済するものは果たして何なのか。
600ぺージを超える小説でしたが、一気に読み進めることができました。

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2023年11月21日

Posted by ブクログ

仏教美術の保護のため、ヒマラヤの小国「パスキム」に潜入した新聞社員・永岡英彰が直面したのは、壮絶なる政変という現実であった。この世に「救い」は必要なのか⋯

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2023年04月20日

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