【感想・ネタバレ】錯迷のレビュー

あらすじ

県警エリートの密命は警察署への潜入捜査!

神奈川県警査一課生え抜きエリートの萩原哲郎に突然の異動命令が下された。赴任先は重大事件が希な湘南・鎌倉南署。しかも署長職。実はこの異例人事には密命があった。それは女性前任者の不審死の謎を署長として潜入捜査せよというもの。協力者もなく孤立無援の中、萩原は秘密裏に捜査を始めるが署員達の口は固く容易に進まない。そんな時、管内で殺人事件が発生。それは過去の未解決殺人事件と繋がっていた……。正義を貫くべき警察官たちが頑なに隠蔽していた真実とは一体何なのか。組織トップの孤独と葛藤、渦巻く人間模様を描く堂場瞬一警察小説の頂点。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 前署長の突然死の謎(自殺隠蔽?)を解くべく、スパイとして鎌倉南署に送り込まれた後任署長・萩原の苦悩を描いた警察小説。

 赴任するなり殺人事件が立て続けに発生するけど、主役が署長さんなので自ら捜査(聞き込みとか)にあたることはない、ってとこがちょっと新鮮に感じられた。
 署長さんと言っても地方の小警察だから専用車が用意されてるわけでもなく、移動は徒歩か電車、たまにタクシー。なんか予想と違ってて(。・ρ・。)ヘー

 400ページに至っても事件解明の目処は全くたたず、「これで本当に解決するのか? ひょっとして続編に持ち越されるのではなかろうか?」とヒヤヒヤさせておいて、残り60ページで過不足なくストーリーを収めてきれいに完結——こういう構成、堂場全作品に共通する特徴かも。毎回毎回、上手いなあ、とつくづく感心させられる。
 ただ事件のオチが、なあ......(´ε`;)ウーン…
 刑事ドラマでよくある(ありすぎる)パターンをまんま踏襲しただけのような......(´ε`;)ウーン…
 殺人事件にしても、ああいう描き方じゃ真犯人はまるきりのサイコ殺人鬼で、(最初の一回はともかく二回目以降は)一片も同情の余地なし......(´ε`;)ウーン…
2024/06/17
#5278

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2024年06月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

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2021年11月28日

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