あらすじ
故駿河(するが)大納言(だいなごん)忠長(ただなが)の遺子・松平長七郎と、側役(そばやく)・三宅宅兵衛、田村右平次の主従三人は、紀州大納言頼宣(よりのぶ)の行列を追って江戸を離れ、東海道へ……。道中、幕府覆滅を企てる万字(まんじ)組が長七郎を陰謀へ誘う。痛快道中記。
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Posted by ブクログ
珍しく購入本となった本。
娯楽作品です。
展開もしっかりしていて
そうそう敵だって簡単には尻尾は表しませんし
なかなか手ごわいものです。
主人公の松平長七郎は
放浪癖のあるさる有名なところの忘れ形見。
だけれども剣の腕は確かな男です。
そんな彼が仲間とともに旅をし、
見舞われる事件。
2つの事件が出てきます。
まあまあ結構ひどいのが2つ目の作品。
今話題の薬物が絡むのです。
そう、阿片ですね。
それによってことごとく命を落としてしまった
男からすべては始まります。
実は黒幕はとんでもない人でした。
しかもかつては間違いなく地位としては
立派であったものの
阿片の前に無様な姿を晒すのです。
ああ、おそろしや。