【感想・ネタバレ】追憶のレビュー

あらすじ

「新世界を象徴する通天閣みたいな男や」――剃り上げた頭に女郎蜘蛛の入れ墨。二メートル近い巨体。フリーの極道・ソクラテスの名は天王寺界隈で響き渡っていた。しのぎは、地の者の諍いや災難の始末を請け負うこと。渋い任侠道とは縁遠い、暴力付き人生相談所のような、けったいなしのぎが多いのだが……。地べたを這うような日常の喜怒哀楽を描く痛快+感動の傑作!(『さよならソクラテス』改題)

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Posted by ブクログ

何とも痛快。極道ソクラテス・シリーズ。菊池・ソクラテス・竹男が、大阪を舞台に正義の鉄拳を奮う。作者の小川竜生さんは、この文庫本のあとがきの打合せの三日後に急逝されたようだ。多くの痛快な作品を残した素晴らしい作家。残念。

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2012年11月20日

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