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Posted by ブクログ
アリバイトリックは見事。犯人が述懐するように自分が動いたり、遺体を動かしたりするアリバイは読んだことがあるが、なるほど、それが動くのは初めてだ。余談になってしまうが、この本以外でもこの作者の作品ではいろんな物を動かして、見事なアリバイトリックが披露されている。この作品では江戸川乱歩のふるさとが出てきたりと、一風変わった旅行気分も味わえるのがいい。一粒で二度おいしい感があったのでこの評価。
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戌神はなにを見たか
1 櫟林
2 瓦煎餅と浮彫
3 縁でこそあれ
4 山国の旅
5 兇器の発見
6 不利な情報
7 指輪物語
8 花時計
9 もう一つのアリバイ
10 別れた女達
11 伊藤四郎氏
12 三重衝突
13 霧の中
14 教授の話
講談社「推理小説特別書き下ろしシリーズ 戌神はなにを見たか」 1976年2月
講談社「推理小説特別書き下ろしリーズ」あとがき 鮎川哲也
講談社「推理小説特別書き下ろしシリーズ 戌神はなにを見たか」 1976年2月
講談社「推理小説特別書き下ろしリーズ」函がき 鮎川哲也
講談社「推理小説特別書き下ろしシリーズ 戌神はなにを見たか」 1976年2月
エッセイ 辻真先
古いお話しにはじまる
解説 山前譲
鮎川哲也と「幻の・・・」