【感想・ネタバレ】クイーンの色紙のレビュー

あらすじ

来日したエラリー・クイーンにもらった貴重な色紙の紛失事件。謎のダイイング・メッセージや崩せないアリバイ。……難事件、怪事件の数々を、いつもみごとに解き明かしてみせるのは、銀座にあるバー「三番館」のバーテンダーである。――犯人当てと謎解きの粋をこらして読者に挑戦する、連作本格推理。安楽椅子探偵(アームチェア・ディテクティブ)物の傑作!

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Posted by ブクログ

鮎川作品は少しずつ読んでおります。重厚な長編もいいですが、本格ミステリのエッセンスがぎゅっと詰まった短編も好きですね。
バー三番街のバーテンダーが探偵役となるシリーズ。時代を感じさせる部分もあるが、本格ミステリとしての面白さはさすがの一言。アリバイもの、ダイイングメッセージもの、密室に叙述トリックと贅沢な味わいです。伏線の張り方がさり気なく、しかも大胆なのが見事です。

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2010年03月26日

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