【感想・ネタバレ】フェイク・ボーダー~難民調査官~のレビュー

あらすじ

東京入国管理局の難民調査官・如月玲奈は、後輩の高杉純と共に、日本に難民申請したクルド人・ムスタファの調査を行うことに。聴取中、彼の吐く不可解な嘘に玲奈らは困惑する。彼は本当に難民か? 真実を追ううち、玲奈たちは国境を越えた騙し合いの渦に巻き込まれていく――。若き調査官らの活躍をスリリングに描く、ポリティカル・サスペンス!(『難民調査官』改題)

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Posted by ブクログ

良かった。
途中、好きな海外ドラマの名前が出てきて嬉しかった。微表情で相手の感情を読み取るという文章で、あ!あのドラマだ!ってわかりました。なにはともあれ、難民問題は深刻ですね。とりあえず難民申請をすれば日本に期限付きではあるが残れる。実際に関わったこともあるので凄い興味深い話でした。
次作も楽しみ

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2025年07月23日

Posted by ブクログ

日本に人種や宗教の問題がないわけではないですが、それでも日本に住んでいると人種や宗教などに起因する難民問題を実感することは難しい。そんな難民問題に正面からぶつかっている小説です。
なかなか考えさせられる小説ですが、ミステリー部分はちょっと弱いかな。

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2020年09月13日

Posted by ブクログ

下村敦史『フェイク・ボーダー 難民調査官』光文社文庫。

『難民調査官』の改題、文庫化作品。下村敦史はデビュー以来、当たりの多い、信頼出来る作家であるのだが、本作は残念ながら外れであった。

難民調査官の如月玲奈は日本に難民申請したクルド人・ムスタファの調査を行うが、彼は何故か嘘を繰り返す。如月が調査を続けると、上司や公安から難民申請を却下するように圧力が掛かる……

本体価格700円
★★★

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2019年07月14日

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