【感想・ネタバレ】荒ぶる魂 空気投・三船久蔵十段のレビュー

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Posted by ブクログ


明治、大正、昭和を生き、武闘家として生きた男の生涯を描いた一冊。
講道館で嘉納治五郎の下、空気投を生み出し、柔道の神様と称された三船久蔵。
岩手県久慈に生まれ、ある時に柔道に出会い、のめり込んで行く。
時代ということもあるかもしれないが、武闘家としてその生涯を全うするというのは並ではない。
柔道でなくとも、少なからず何がしかの武道をある程度経験したものなら、感じることは多い。
生きる目的。矜恃。最近ではあまり聞こえなくなったものがつまった一冊でした。やはり、幕末あたりから昭和初期の、こういう男たちの伝記ものってのは奮い立たせるな。

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2019年06月02日

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