あらすじ
『NHK100分de名著』出演の僧侶 VS 人気お笑い芸人
異色の往復書簡で、笑いながら仏教の思考回路が身につく!
「友達って必要」
「苦手な人」
「努力は報われる」
「運を考える」
「孤独について」
「家族について」
「心を強くする」
「死んだらどこに行く」
などなど…全24題目に、二人が回答を書き交わし、違う角度から光を当ててくれます。
するする読めて、いつの間にかラクになり、教養が身につく本です。
ぜひ気になる項目だけでも読んでみてください。
二人の視点を比べてみても、視野が広がること間違いなしです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
【刺さった内容】
受験勉強は孤独であることに気づきました。哲夫さんの努力はその努力自体が報われるという内容に励まされました。
執着こそ苦悩を生み出す原因であることに気づかさました。
しがらみに苦悩する場合はむしろそのしがらみに関心を持ち修正していくことに気づきました。
【糧になったこと】
仏教の考え方は気づきが多いと思いました。
Posted by ブクログ
2000年も歴史があるんだから、そりゃね 釈徹宗氏と笑い飯?哲夫の対談形式で、それぞれのテーマについて語られていく。今やM1の審査員を務めるほどお笑いの道を極めた哲夫が、日頃、どんなことを考えながら生活しているのかがうかがえる。哲夫のウィットに富んだ文章もさることながら、釈徹宗氏の、仏教に詳しくない人でも分かるような解説も大変面白く、本を読むと言うよりかは、2人の話を聞いているような感覚になった。
Posted by ブクログ
釈氏が書かれてますし、仏教を扱ってますが、 全く堅苦しくなく、生活のこんなところも仏教と結びついているんだな、としみじみ思える本。なかなか生活の中で仏教を感じることはありませんが、ほんと、タイトルのようにしんどい時仏教で考えてみるのもいいかも、と思えてきます。別の道を開かせてくれそうです。
Posted by ブクログ
この本を読んで思うことは、明確な答えを示さないのが仏教なんだなと思います。
ブッダの教えには多くのヒントがあり、また訳や解説も様々です。読むこと、教えられることで何かに気付き、フッと楽になることもあります。
・仏教は“運”という概念に拠らない
・「犀の角のようにただ独り歩め」だけど、仲間がいたら共に歩めという件
・認識と現実のズレに気づき、感情を捨てるということ
・苦手を克服できない人を避難しない、しがらみから逃げようとするんじゃなくて、しがらみに関心を持ち向き合うこと
など役に立ちました。
同じ方向に向かう仲間を見つけるのって難しいですよね。
いつか出会うんだろうと期待せずに独り歩んでいきたいと思います。因縁生起ですから。その他自己分析するところはやっぱり仏教は科学だなと思います。
Posted by ブクログ
みんな、忙しすぎませんかね?しんどい時は仏教で考えるー「友達って必要?」「苦手な人」「努力は報われる?」「運を考える」「孤独について」「家族について」「心を強くする」
Posted by ブクログ
「ずいぶん怒ることが少なくなりました。
数年前までは、大学の講義中、怒鳴りまくっていました……。ゼミでは、手元にあった品物を手あたり次第に壁へ投げつける始末……。今はそんなこともすっかりなくなっています。」
これが僧侶の釈徹宗さんの言葉。
私はこんな怒りっぽい坊さん嫌だし、ゼミも取りたくないな。
仏教では怒りって三毒ってやつでしょ。
笑い飯 哲夫さんの本は読むと思うが、徹宗さんの仏教本をよむことはないと思う。
それが読んだ一番の収穫だった。
Posted by ブクログ
われわれの人生は苦しいことがデフォルト。そう考えるのが仏教の第一歩なんだ。
一切皆苦。じゃあ生きる意味は?
「生まれちゃったから生きていく」しかなくて。どうせ生きていくしかないんだったら、不幸せに生きるより、ハッピーな方向に進んだ方がお得だよね
苦しいとは生きていること。
Posted by ブクログ
案の定、程よいゆるさ(なお哲夫だけじゃない)で肩の力が抜けた。
仏教寺院がイスラム教徒から攻撃を受けても報復をしなかった、という話が好き。成熟してるという表現もなんとなく悦に浸れた。
偏ったら逆方向に、引っ張る。まさに中道をいこうとする姿。お手本だなぁとしみじみ。バランスをとることが個人的には好きなので、中道はあらためて大事にしたい考えだと思った。
ああ、1番刺さった話を忘れてた。
「他者がやったことと、他者がしなかったこと」ばかり見るのではなく、「自分がやったこと」「自分がしなかったこと」に目を向けること。
他者ではなく、自分が人生の主人公。
Posted by ブクログ
皆さんが一度は考えたことがあるテーマ「死んだらどうなるのか?」「地獄ってどんなところ?」など24にも及ぶテーマを対談方式で述べています。その中には、あなたを納得させる一説があるかもしれませんよ。