あらすじ
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きのこ図鑑を見ても何が何だかわからないすべての人へ!
あやしくも魅力的なキノコの世界を知るための教科書です。
台所にある食用キノコの観察から野山の野生キノコ、
顕微鏡での胞子などの観察までをわかりやすく解説しています。
図鑑の使い方など、難しいキノコの識別もバッチリ。
食べるためにきのこ狩りをする人も、おもしろい色や形のきのこを楽しむ人も、
だれもが悩む問題……「結局、このきのこ何なの?」。
図鑑を調べても今ひとつ分からず、ベテランに聞いても、どこまで信用していいかも分からず……。
きのこはまさに「迷宮」。
本書は、その迷宮に挑むきのこ初心者から中級者に向けた「教科書」です。
スーパーで売っているきのこから、野生きのこの顕微鏡観察まで、
今までにありそうでなかったきのこの教科書です。
目次
Part1 まずはきのこを眺めてみよう
Part2 野生のきのこを見る
Part3 きのこの謎解き
Part4 基本になる図鑑を持とう
Part5 自宅顕微鏡観察のすすめ
Part6 わからないきのことの格闘
Part7 巨人の肩に立つ
Part8 きのこの名前調べを越えて
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
きのこが何者なのか、きのこについて分類や観察をしようとしたときどういう視線でしたらいいのか+テクニックが事細かに書かれており、所謂how to本に近いものを感じる。図鑑を使って分類する前に、この本を読んでおけばかなり効果的であろう。普段きのこを見つけた時にも、絶対役に立つ。きのこの見どころを余す所なく伝える良書である。
Posted by ブクログ
キノコ・菌類は人々に馴染み深い存在でありながら、それらを実際のフィールドに出て観察して見分けられるようになるには、非常にハードルが高い。
入門書として、まず台所で出会うキノコによって導入部分が説かれている。観察やスケッチの方法、顕微鏡を使って胞子を観る方法、図鑑や図譜の指南から、はたまたインターネットで得られる確かな情報はどこにあって、日本語で読める論文の探し方まで。キノコのレファレンスの決定版。
在宅、STAY HOMEと散々ここ何ヶ月か聴かされてきたが、キノコ観察は家にいてもできるということにも思い至った。