あらすじ
「部下が思うように成長しない」「もっと優秀な部下がいてくれたら」――こんな悩みや不満を持つ上司は、かなり多いのではないだろうか? 本書は、凡人社員さえもエース級社員に生まれ変わらせるという、コンサル界のカリスマが語る部下育成の要諦集である。「部下が結果を出す前にほめるとモチベーションは上がる」「人間性を傷つける叱り方はタブー」「『ありがとう』といえる上司は人望がある」「頑張れというな、頑張り方を教えよ!」など、リーダーが変われば、組織は変わることを実体験を基に示したものである。25歳で部下60人をかかえる営業課長となり、独立後赤字会社を次々と再生。いまや年間3万人を感動させる人気講師は、世の上司達にこう問いかける。「部下が育ってほしいと悩む前に、上司のあなたは育っていますか?」。部下の心をつかみ、ヤル気にさせ、本気で行動させる極意を語り尽くす! 『部下が育つ魔法の言葉100』を改題。
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Posted by ブクログ
多くのビジネス書を読んでいれば、一度は目にした内容だが、
共感を覚えるページが非常に多かった。
・失敗の原因はいつも自分にある
・能力の無い人間ほど性格のせいにする
・人脈で自分の成長が分かる
・いまの自分の行動が3年後の自分をつくる
・小さな目標を達成し続けることで、大きな夢は実現できる
・臆病な人間ほど成功する
・仕事の質は量から生れる
・売り方を指導しても売れない
・買って欲しいと思うから嫌われる
・価格で負けたの9割はウソ
・お客様からの電話が多い営業マンは売上が低迷する
・「もし」を使えたら営業の達人
・ファインプレーの練習をする野球選手はいない
・年齢と共に素直になれ
・「ありがとう」といえるセンスを持て
・頑張れというな頑張り方を教えよ
・最大のライバルは過去の自分
・ダメ上司の口癖「こんなことも知らないのか」
・聞く態度が悪い上司に情報は入らない
・「一生懸命」をお金に換えてこそ本物のリーダー
・部下に顧客を譲らないのは上司の恥
・部下の成長を願う前に自らの成長を問え
・整理整頓が出来てない会社はクレームが多い
部下を育てる前に、自らの成長を考えて、率先垂範。
部下ができないのは、俺が出来てないから。
もっともっと頑張らないと!
Posted by ブクログ
人を動かすことを知りたくて読書。
コンサルティング経験から観察してきたいろいろな組織の話が面白い。部下を育てるためには率先して動くこと。結果を出すことはもちろんであるが、いかにして部下の自発的行動を促すことができるか。欲を引き出すことができるかが重要であると思う。
部下や周りの人の成功をちょっとした手助けができる人が評価されるのだと思う。
品格主義、原理原則で相手をしっかりと観察して、粘り強く行動することをリマインドする。
読書時間:約45分
(7月31日完読)
Posted by ブクログ
管理職であるかにこだわらず全てのビジネスマンが読んで価値のある本。
下の人間が読めば、どんな上司がよい上司なのかが見えてきます。
とても分かりやすくて読みやすい。
4章で構成されていますが、1〜3章は新入社員や2・3年目が読むといいと思いました。(07年5月13日)