【感想・ネタバレ】CHOOSE CIVILITY (チューズ シビリティ) 結局うまくいくのは、礼儀正しい人であるのレビュー

あらすじ

全米の「礼節」ブームはここから始まった!

米国の名門ジョンズ・ホプキンス大学で礼節の理論と歴史を教える著者によれば、
成果や効率を重視し、競争が激しい現代社会こそ、「礼儀正しく、人と協調して生きて
いかねばならない」。本書はそのための原則25を紹介する。
2002年に原著「Choosing Civility」が発売、10万部を越すベストセラーとなった、
「礼節」本の元祖と言える一冊。

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Posted by ブクログ

何度も読み返したい本だな、と、思いました。ただ、相手が悪意を持っていたり、テイカーだったりした場合でも、これが通じるかというと怪しいです。まずは相手の素性の確認からでしょうか。

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2025年07月22日

Posted by ブクログ

礼節は、人生のクオリティを高めるすばらしく効果的なツールである が本書のメッセージです。

人生には大切なものが3つある。ひとつは、人に親切にすること。もうひとつは、人に親切にすること。そしてもうひとつは、人に親切にすること

現代の複雑さに立ち向かうために、私たちは原則を持たなければなりません。

幸せになりたいなら、他者とともによく生きる方法を学ばなければなりません。

礼節とは善意の表れです。

周囲の人に関心を向ける。 親切とは、そもそも関心を持つことから生まれます。
あいさつをして敬意と承認を伝える 自分から会釈をする習慣を始めましょう
人の話をきちんと聞く 人の話をきちんと聞くことができないのは、相手に意識を集中せずに、自分の欲求だけに意識が向いているからです。
排他的にならない
親切な話し方をする 人は声のトーンに反応する
そこにいない人の悪口は言わない つねに他人に対して中立の立場で接していれば、人はあなたに心を開くようになります
人の意見を尊重する 相手もおなじ意見だと決めつけない
見だしなみと仕草に気を配る 自分を大切にすることは、他人を大切にしている証拠にもなる
人と協調する 自分の見方と相手の見方のあいだの共通点を見つけるよう意識する
静けさを大切にする 沈黙こそ、自分の魂と対峙させてくれるもの
人の時間を尊重する 人生を愛するのなら、時間を浪費してはならない。人生は時間でできているのだから。~ベンジャミン・フランクリン~
自分の時間は惜しみなく与える
人の空間を尊重する
真摯に謝罪する 許すのは謝罪の受け手の義務ではありません。謝罪がすぐに受け入れてもらえると期待すべきではない
自尊心をもって自己主張する
個人的なことを質問しない 「ためらい」の中にこそ、礼節は存在しています。
お願いするのは、もう一度考え直してから まずは自分で自分の問題を解決しようと試みるべきだ 公平であることがきわめて重要なのです
無駄な不満を言わない
前向きに批判し、受け入れる
人のせいにしない 礼儀を放棄して得する場合などない

目次

はじめに
第1章 礼節―人生の質を高める技術
第2章 礼節のルール25
第3章 人はなぜ礼節を見失うのか?
監修者あとがき

出版社 ‏ : ‎ ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日 ‏ : ‎ 2019年09月30日第1刷
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 214ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4799325604
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4799325605
寸法 ‏ : ‎ 18.8 x 12.8 x 2.5 cm

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2023年07月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本屋で気になり、一度素通り。
数か月後この本を探して本屋うろうろ。

放任主義で育ち、協調性がないので正直知らなかったことが多くあった。

ルール11 身だしなみとしぐさに気を配る。
身だしなみは自分メンテ。人前ですることではない。

これは大阪環状線の23時台の優先席前で体感していた。
優先席に20代だろうかミニスカートの女性が足を開き座っていた。髪を整え、マスカラをいじり、グロスを塗っていた。隣の身内と思われる女性が、態度を改めるように言っていたが、反抗するように足をさらに広げ笑っていた。
同じ駅で降りたので、さすがに声をかけた、座られていたのは優先座席で、座られる方には自慰行為が自分でできない方もいらっしゃいます。もう少しご配慮いただけないでしょうか?と。女性は顔を真っ赤にされて、身内の方は顔が引きつっていた。恥ずかしかったのは自分だと思った。

なんか別もことも思い出した。関ケ原を過ぎた新幹線内で、ぐでんぐでんに酔っぱらったふらふらの女性が前から歩いてきた。通路を譲ったときに、彼女のスカート後ろが汚れていた。
トイレまでついていき、出てこられたところで、自分の着ていた黒の上着を腰に巻いてあげた。後ろが汚れているので、これでかくしてくださいねと。しっかり水を飲んで休んでくださいとも。
正直、今でも心残りだ。あのPatagoniaの黒フリース。恩師おすすめのブランドで、神戸で買った2つ目のPatagonia・・・あぁ1、あの時の彼女は元気だろうか。フリース返してくださぃ泣

女性で髪をかき上げたり、前髪を整えたりする人が気になった。自分も前髪が気になるときに、手でササッと整える。手櫛をいつも持つべきか・・・ムムム

いつも次に会う人に備えてふさわしい恰好を。

口、耳、鼻などやたらに触らない。
目や顔がかゆくなったらどうしよう?
鼻頭がかゆくなったら、トイレに行こう。

読んでいてへこんだなぁ。
新入社員の時のマナー講習で、「マナーとは相手に対する思いやり」って教えてもらった。
ずっと引っかかっていて、相手を傷つけないように心情を想像しシドロモドロに対応することが多かった。
わかってない人的なこともよく言われていたのだが、腑に落ちた。
そうか、私は一般的に何が不快と思われるのか分かっていなかったのだ。

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2025年10月23日

Posted by ブクログ

コミュニケーションが人との円滑な関係作りに必要だとは思っていたけど、礼儀も必須だと改めて思うようになった。
求められる場面できちんと発揮できるよう、マナーは弁えておけるようにしたい。

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2021年09月02日

Posted by ブクログ

1日でも早く出会いたかった本。
タイトルが刺さる。

人として
人間として
生きていくには
礼節が必要

どこで生きていくにも誰にでも通用する内容で
世界中の人が礼節を弁えれたら
世界中が幸せに満ち溢れるんだろうな。
生きてるうちに読めて得した気分だ!

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2020年05月08日

Posted by ブクログ

働き始めて、自分に足りないモノが多く
こちらの本を購入しました。

項目ごとでサクッと隙間時間に読めました。
行動を改めてないといけないことに気付かされました。

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2020年04月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

年末年始に自分を振り返るために・見つめなおすために読みました戒めの本でした。本のリードに以下の表現あり、引き込まれて購入に至りました。
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礼儀正しくするのは自分らしさを捨てることではないか、と言う人もいますが、私はそうは思いません。
礼儀正しくすることは、ある面の自分らしさを抑えながら、別の面の自分を出すことではないでしょうか。
礼節は人生のクオリティを高める手助けとなるものなのです。
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2019年9月に発行された本ですが、内容そのものについては新刊とか鮮度とかそういうものでなくて、もともとは2002年にアメリカで刊行された『Choosing Civility』の日本語翻訳版です。 Civility=礼節 について。

僕は、小さなころからBe Unique と育てられたことを自分で拡大解釈しすぎて礼節を失している行動に出てしまっていることが多いと自分でも感じていて、言っていることは正しいんだけど、相手が動こうと思うようなものの言い方ができないよね、と言われることも多数ある。本書の中には、以下の記述もある。
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「シビリティ=礼節、礼儀正しさ」を実践することは、ビジネスパーソンにとって、信頼され、相手から選ばれるためのセルフマーケティングであり、自分の価値を高めるセルフブランディングなのです。ビジネスを前進させるプラットフォームであり、すべてのビジネスの基盤であるといってもよいでしょう。
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おっしゃるとおり、ごもっともである。。

また、なるほどと思うところ多数あり、本当に自分のことを言われているようである。
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「人はみな平等である」という理念は価値観の基盤になりましたが、そう考えながらも、自分だけのアイデンティティを確立すべく、成果への衝動に突き動かされています。平等であることを受け入れつつ、同時に、他人とは異なる存在になりたがっているのです。
 それゆえに私たちは先を争って走り続け、「あまりにも忙しく、ゴールに向かって集中」することになります。成果を目指して発奮し、途中をすっ飛ばしていこうとするために、礼節を軽視してしまうのです。
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ガーーン、まさに自分の思うところビンゴである。

しかしながら2019年を締めくくるうえでも、こういう文言もあった。(W杯決勝を振り返り)
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 最終的な成果が納得のいくものにならなくても、「心と頭をはたらかせていい試合をした」という事実は、決して他人に奪われることはありません。そうなれば敗北にも耐えられますし、失敗は痛みではなく、学びの機会として受け止めることができます。ある意味では、より大事なものを勝ち取ることになるのです。 
 最終的な得点より、たたかい方のほうが大切だと考えられる力、それが礼節でもあるのです。
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ノーサイドの精神、Integrity&Respect、自分でも礼節を意識することはできるはずだ、と。


ぐるっと戻って「はじめに」より
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 読書の中には、「考えるための読書」もあれば、「頭をからっぽにするための読書」もあります。(中略)「考えるための読書」は努力が必要ですが、成長を促してくれます。本書も、ぜひ考えながら読んで、よい変化をもたらすためにお役立ていただきたいと思っています。 (中略)
 ルネッサンス期の絵画で本を読む人の絵がありますが、あんなふうにしおりがわりに指をはさんだまま読書を中断して思いを馳せ、人生を新しい視点で見つめ直す、そんな読み方をしていただくのが理想です。
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ということを意識しつつ、また、今後の人生で何度も何度もこの本に戻ってくるんだろうなぁ(またやっちまったなぁ、ということを意識しながら)という気がしています。

 来年は、少しは成長できるように「Civility」意識して行動を変えていきたい。

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2019年12月31日

Posted by ブクログ

礼節とは善意の表れ。
礼儀正しくすることは、自分を抑えることではなく、別の自分を表現すること。
親切は関心から生まれる。

まずは礼儀作法、次に愛。自分中心の意識を抑えること。
自制心は、あとでうれしくなるための技術。自制するほうがよい未来が訪れる。
ある面の自分らしさを抑え、別の面の自分らしさを出すこと。
礼節を守ることは、全員が気持ちよくいられるおだやかな圧力になる。

親切とは、関心を持つことから始まる。
あいさつは、敬意を表す。
相手はいい人であると想定して接することは、そういう行動を相手に促すことになる。

会話のときは、自分の口を閉じ、短い相づちを打ち、質問で会話を引き出す。
誉め言葉を贈る。他人をほめられる人は無力感とは無縁である。

人の意見を尊重する。たった一人の反対者の意見を黙らせることは、ひとりの意見を押し付けるくらい不当な行為である。

自分が間違っているかもしれない、と考える力、わからないことをわからないと認める力、は賢者のものである。
「静かにしていよう。神のささやきが聞こえるように」エマソン

「人生を愛するなら、時間を浪費してはならない。人生は時間でできているのだから」フランクリン

謝罪は、道徳的な借金の返済である。

自尊心をもって自己主張する。
無駄な不満を言わない。「暗闇を呪うな、明かりをともせ」
無駄な不満は、人生を悲観的に捉える心が育つ。

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2019年12月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

第3章の「人はなぜ礼節を見失うのか」が有益だった。
権威の消失によって礼節が失われていく、文化リテラシーが高まり知性が育ち、人の見解が鋭くなり批判的になった、都市の無名性が礼儀正しさのモチベーションを薄めたという指摘には大いに共感。

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2022年04月11日

Posted by ブクログ

取り上げられている事柄は、礼儀についてのごく当たり前な内容が多いのだが、そこから一歩考察を進め、実践的な話として紹介してくれるので参考になった。自分もかくありたいと思う。

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2022年04月05日

Posted by ブクログ

・礼儀正しくすることは、自分らしさを捨てることではないか、という人もいますが、そうではない。礼儀正しくすることは、ある面の自分らしさを抑えながら、別の面の自分を出すこと。
人生を損なうものではなく、むしろ満足を積み重ねること。
・相手はいい人であると想定して接するというのは、実際にそういう人として行動するように相手を促すことにもなる。
・自己主張すると大事な人間関係が壊れてしまうと不安になる人が多いが、自己主張しないことで人間関係が壊れる可能性は考えないようです。しかし、率直に自己主張した方がたいていよい結果が得られます。気分もすっきりするし、人間関係の質も向上します。

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2022年01月17日

Posted by ブクログ

礼儀を重んじる人にとっては、まぁ当たり前なことが書いてあるが、題名の通り、礼儀正しい人が愛されてうまくいくのは頷ける。自分に驕りが出てきた時に読み直したい。

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2020年06月01日

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