【感想・ネタバレ】戯作屋伴内捕物ばなしのレビュー

あらすじ

町娘がかまいたちに喉笛切られて死んじまった!――金と女にだらしないが、口先と頭は冴えまくる戯作屋・伴内のところには今日も怪事が持ち込まれる。空を飛ぶ幽霊、産女のかどわかし、くびれ鬼による呪い死に……伴内とその仲間、怪異が怖い岡っ引きの源七、美男の石つぶて名人・仙太らは、江戸にはびこる怪奇がらみの謎また謎を、鮮やかに解き明かしてみせる。妖の正体見たり、枯尾花!愉快痛快、奇妙奇天烈捕物ばなし

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Posted by ブクログ

売れない戯作屋だが見事な推理で事件を解決する伴内。岡っ引きの源七。色男の仙吉。源七の子分の久助。瓦版屋の万吉。伴内の腐れ縁のお駒。江戸の町内で発生した事件をこのキャラたちが解決する。本格的な謎解きというよりも、当時の町人文化が楽しそう。特に、一膳飯屋の「うめや」で酒を飲みながら会議(捜査会議?)をしているのが楽しそうで、そこに加わりたいと思うほど。伴内の狸のような風貌と相まって、ほのぼのとした作品となっている。

作者の稲葉氏は脚本家なので、テレビドラマ化しても面白いと思う。

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2021年05月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

重箱の隅つつきをしようと思えばできる作品です。
が、初めてでここまで書けるのはあっぱれ!
面白かったので、続きをください。
あと、少し時代背景を考慮してくれるともっと面白くなるので初めて。

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2019年09月28日

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