【感想・ネタバレ】超魔術の裏技術 - 誰の心でも誘導できる -のレビュー

あらすじ

超魔術の正体は、マジックの技術ではなく、超話術であり、超演出術なのです――

TVへの本格的なデビューから30周年を迎え、今なおエンターテインメント界の第一線を走り続けられるのは一体なぜなのか?

本書では著者が実演販売員だった時代から培ってきた、ビジネスでもプライベートでも使える人の心をわしづかみにする方法を余すことなく大公開!

・本当に正しい話し始めるタイミング
・大きな声で話すことはいいことなのか
・1対1で話すときにも困らない目線を置く場所
・話の組み立て方

など、今すぐ実行できるテクニックが満載。
日常的な1対1コミュニケーションから、大型プレゼンやスピーチなどで訪れる1対不特定多数のコミュニケーションまで段階ごとに解説しています。

読み終わったころには、あなたに明るい未来がキテます!


【著者プロフィール】
Mr.マリック
超魔術師/サイキックエンターティナー
1949年岐阜県岐阜市生まれ。
1988年、日本テレビ系「11PM」でデビュー。その翌年「木曜スペシャル」で初の単独特別番組を放送し、28%を超える高視聴率を獲得。
『超魔術ブーム』は空前の社会現象を巻き起こし、「キテます!」「ハンドパワー」などの決めゼリフは流行語になった。
現在もBS日テレの人気シリーズ『Mr.マリック&マギー史郎が厳選~次世代マジシャン神業列伝』をはじめ、WEB CMやテーマパーク、ショーに多数出演。
また2018年7月には、マジック界のオリンピックと呼ばれる世界大会「FISM BUSAN 2018」にゲスト出演。超魔術30周年を迎える現在もなお、時代とともに進化を遂げる圧巻の超魔術で、世界中のマジックファンを魅了している。
HP: http://www.maric.jp
Twitter: @Mr31481542

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

単に上手いマジックを超魔術というエンターテイメントに引き上げた話術等のノウハウ

コミュニケーションは人を喜ばせることといったことから始まり、交渉やプレゼンのコツを実体験から説明されていて、ビジネス書としてかなりの良書

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2025年10月26日

Posted by ブクログ

これは佳作。
新しいことはないが、読みやすく、仕事に使えるテクニックが実践の裏打ちを持って語られている。
紙を切るマジックは覚えておいてどこかでやってみたい。

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2021年10月17日

Posted by ブクログ

マリックさんが元気そうで良かった。子供の頃コロコロコミックによく出ていた思い出がある。昔はデパートで店頭販売していたと知って驚いた。

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2021年07月22日

Posted by ブクログ

 書かれていることはそう新しい事ではないのかもしれないが一つのショーを作り込む上にどれだけ力をかけているのかというのが良く分かり、改めて考えながら見る目線を変えてみてみたい。

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2019年10月31日

Posted by ブクログ

 一言でいえばMr.マリック流コミュニケーション術なのだが、他の本と違って対象人数を1対1、1対2~3人、1対数人~数十人、1対不特定多数の4つのステップに分けている。相手の人数によって話し方を変える必要があるのは分かっていても、どうすればいいのかがよくわからなかったりするので、こうやって具体的な人数ごとにポイントを解説してくれるのはとてもありがたい。また、不特定多数を相手に話すことはまずないだろうけれど、大きめのプレゼンなんかでは数十人相手に話さないといけないこともあるので、この人数の分け方は絶妙だったりする。他のコミュニケーションスキルの本にも書かれていることが結構書いてあったが、それを使うタイミングやシチュエーションをはっきりさせているのが大きな違いで、本に書いてあるようにやったのにうまくいかなかったのかがよくわかった。不特定多数を相手にするやり方を数人相手に使っても効果がなくて当然である。そしてテクニックを駆使するよりも素直に場に臨むべきであるといったことが繰り返し書かれていた。素直にコミュニケーションする、それこそが一番大切なことであって、テクニックはそれを補強するものであるということに気づけたのは大きな収穫だった。

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2019年10月31日

Posted by ブクログ

私も、彼のパフォーマンスに心躍らせた一人です。
そんな彼の技術について学ぶことのできる本であり、
手品の種明かしではございません、悪しからず。

P86 大したことのないものは、先に見せて後からの説明でじわじわ肉付けする。自信のあるものは先に説明をしてから、満を持して披露する。

P87 暗示話法

「べんきょうしなさい」親に言われても反発する。

「これはできますか?」と尋ねられれば、すぐに拒絶することない。命令や強制ではなく、自発的にやらせる。無理やりではなく、納得したうえで自発的にやってもらう。

親は子供を誉めて、一つ一つ成功体験をさせながら次のステップへ促す。

P105 間の取り方

相手が話してきて、それに対して答ええる際、
心の中で「1、2」とカウントしてから口を開く。

これだけで相手に与える影響が激変する。

この人はわかってる、この人はちゃんと考えて
私と面と向かってくれているという印象を与えられる。

P129 3回語れ

① 何を語ろうとしているのか語る(暗示)
② 実際に語る(明言)
③ 何を語ったか語る(明示)


① 概要を伝えて、聞く準備をさせる
② 聞き手の準備ができたら実際に具体的な話をする
③ 最後におさらいをする

P139 落ち着いたパフォーマンス

落ち着いたパフォーマンスこそが信用を築く。
相手の見るタイミング、聞き取るスピードに合わせて
話をしたり、アクションを起こす。
それは相手に対する気遣いであり、思いやりである。

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2019年09月24日

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