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面白い
なぜ復讐で人を殺してはいけないのか、これほど納得のできる話は初めて見ました。
推理と同時にこう言ったもやもやを取っ払ってくれるのも、このシリーズの面白いところですね。
主人公周りの謎もこれから解明されていくのかと思うと続編も楽しみです!
Posted by ブクログ
中々辛い物語。
主人公の人間としての葛藤や、弟の存在、真と翡翠の出会いの経緯、警視庁の方針の謎など、更なる奥行きを見せ始める物語。
語られていないことがあることで、更なるシリーズの展開が楽しみになる。
世界公正仮説を信じようとするものとそうでない者の葛藤が描かれる。そして、翡翠の祈りは、戦争に対してどう通じるのかと考えると、余りにも脆くも感じる。
その辺りまでを射程に入れて、二元論でないところまで、物語は進むのかどうなのかも、興味深い。
ただ、推理は高度すぎて、今回は全く考えることすらできませんでした。本格の人達の評価はどうなのか、見てみたい。
Posted by ブクログ
城塚翡翠もやはり心ある人間でした
だが天才ゆえに寄り付く人間は一癖も二癖もあり
時に加害者でもある
今作では正義とは何かを追求していた面があるが
正直答えが出ないのでモヤモヤするので
そこはなんとも言えないが
それでもやれることはやる
城塚翡翠は
どんなことがあれ最後まで殺人を認めない
それが妹を殺した人間でも
ただ本当に殺したかなんて当人しかわからないから
殺していい理由なんてないんだがね
次回も期待しています
Posted by ブクログ
推理は人を助けたり、探偵自らを苦しめたりする。
嵐の別荘での犯人は犯人と思しき人が自ら思っていたのとは違う結末で明るい未来が。
翡翠の唯一の友達になれそうな人は頑なに復讐を誓い決別する。
王道ミステリーで、描かれた事実を論理的に組み合わせるだけで、読者も真実にたどりつける素晴らしさ。
前二巻にくらべると
ちょっとオチが強引というか・・・。
特に『覗き・・・』の方は、たまたまが連続しすぎかな。
たまたま知り合った犯人の犯行現場をたまたま助手が・・・って。
次回作に期待。
Posted by ブクログ
結末の衝撃は1作目や2作目に比べると少ないけど、安定して面白かった。
刑事コロンボや古畑任三郎が大好きなので、要所要所オマージュしてるところも個人的には
Posted by ブクログ
シリーズ3作目?
翡翠のキャラクターありきで脳死で購入
2作品ともミステリーとしてはイマイチだったかな
とくに2作目の写真撮ってましたーは無いやろ(個人の感想です
メディウムのインパクトが残っているので、うわっまさか真ちゃん退場か!をちょっぴり期待したが
今後も翡翠のキャラと、真ちゃんとの関係性でゴリ押すシリーズなら追う必要ないかも、と思った
Posted by ブクログ
城塚翡翠の抱える傷が表にでると読者は痛々しさに
思考停止する(翡翠も推理能力が低下していた)
彼女の闇は一部が覗いただけだが、相方の真ちゃん
も謎をもっているのね、振り回されるだけの存在で
はなくてホッとしたけど
前半はドラマにあったが、後半は初めての出来事で
翡翠の魅力と真実の姿が発露された作品
Posted by ブクログ
いつもながら、城塚翡翠は友達にはなれないが、千和崎真とは友達になりたいと思う。そして、翡翠の家に住みたい。
今回も鮮やかで圧倒的な結末。散りばめられた伏線には違和感さえ気づけず、気持ちの良い敗北感。
Posted by ブクログ
翡翠ちゃん大好きだったけど、今作はなんか…。
翡翠のぶりっ子ドジっ子加減や友達いなくて嫌われてる話、真のTシャツのセンスが謎など、分かりきったやり取りを延々と何回も読まされた印象。
登場人物紹介とかあったら既存読者も辟易しないのではなかろうか…
覗き窓の解決パートも偶然味を強く感じてしまって、それまでのイライラモヤモヤさを払拭できずに終わってしまった。
Posted by ブクログ
解決編を読んでいてもスッキリしないのは予想してた展開を180度覆されて、驚かせる事に特化させるあまりストーリーが複雑になってしまうからだろうか。「あ〜そうだったんだ!!」となるのは予想と展開の差が一定の範囲の中にある時で、あまりにそこから外れてしまうと何でもありのやり過ぎ感を感じる。
「生者の言伝」では犯人は未成年の夏木蒼汰。犯人の視点で描かれる城塚翡翠シリーズでは疑いようのない流れ。友人の別荘に不法侵入し、突発的な事態で友人の母親を刺殺してしまう。その直後の狙ったようなタイミングで翡翠と真が別荘を訪れ、蒼汰は住民のフリをして応対する。
無計画な犯行で隠蔽工作もなく、探りを入れる翡翠の質問にも稚拙な返答でボロボロ。推理も必要ないくらいにすんなり解決するだろう…ともすると少年が不法侵入をしてまで進めていた計画の内容がはっきりした時に同情の余地がある感じか?そう思っていると犯人はまさかまさかの…登場人物になっていない人物でした笑。それを匂わせる数少ないヒントから推理しろはさすがに難しい。。
「覗き窓の死角」で良かったのは翡翠の過去が少しだけ明らかになり、次作もきっとあるんだろうなと分かった事。ホームズとワトソンの親密な関係、翡翠のドジっ子は素でぶりっ子はオンオフ切り替えな感じは3作品目ともなるとだいぶ分かってきました。次作も期待しています!