【感想・ネタバレ】復員殺人事件のレビュー

あらすじ

昭和二十二年、倉田家に異様な復員兵が帰還した。その翌晩、殺人事件が。五年前の轢死事件との関連は?その後の殺人事件は?名匠・高木彬光が書き継いだ、『不連続殺人事件』に匹敵する推理長篇。

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Posted by ブクログ

坂口安吾の未完作品を高木彬光が完成させたもの。
こういうのは初めて読んだので、どうなるのかドキドキしましたが、途中から作者が変わってる割にはうまいこと終わったのかな?と。

でも坂口安吾ならどんな風に終わらせたのか、終わるつもりだったのか。一応犯人も分かってるのに、返って気になる作品となりました。

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2021年07月11日

Posted by ブクログ

坂口安吾の未完作品を高木彬光が完成させた作品。

ミレニアムも途中で作者が変わるという荒業でまだ続いてるがあっちは翻訳ものなので正直あまり作者が変わることが気にならなかった。
が、日本語となると俄然気になる。
たしかに文体は安吾よりな感じだったけど、全体的に受ける印象はやはり高木彬光の文章で安吾よりは若干考えながら読んでいかなければいけない感じ。情景などから「感じる」という体感が少ない気がする。
なので、最初からそういうつもりで読めばもう少し純粋に楽しめたかもしれないけどなんだか最後は間違い探しをする感覚に陥ってしまいました。

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2021年03月28日

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