【感想・ネタバレ】南洋通信 増補新版のレビュー

あらすじ

二十八日ノ船デ暑イ所ヘ行ツテ来マス――。一九四一年に南洋庁の官吏としてパラオに赴任した中島敦。その目に映った「南洋」とは。小品『南島譚』『環礁』に加え、南洋群島(ミクロネシア)から妻子に宛てて毎日のように綴られた多くの書簡を収録。

〈巻末エッセイ〉土方久功



【目次】

南島譚

幸福

夫婦





環礁――ミクロネシヤ巡島記抄――

寂しい島

夾竹桃の家の女

ナポレオン

真昼

マリヤン

風物抄



書簡 昭和十六年六月―昭和十七年三月



巻末エッセイ

トン 土方久功

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