あらすじ
平成の30年間で日常生活に欠かせないものになったインターネットだが、アンダーグラウンドな世界も広がっている。出会い系サイトやSNSによる売買春、ネットストーカー、仲間を募った集団自殺。裏サイトの誹謗中傷やいじめ、闇サイトの違法・脱法ドラッグ売買。しかし孤独の沼に沈む人にとって、そこはライフラインでもある。誰が読むともしれない日記をつづり、自殺志願者が語り合う。顔が見えないからこそ、本音をさらけ出せる居場所になる。新しいメディアと個人のかかわりを取材するジャーナリストが、その背景と変化を追う。
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Posted by ブクログ
1985年のテレクレ開始、89年 ダイヤルQ2、99年 iモードサービス、2000年 写メール、04年 SNS とインターネット関連の技術が普及すること連動して、これに纏わる犯罪も増加してきた.それらを詳しく調査している好著だ.いろんなことを発想できる人が、それぞれにアイデアを駆使して、様々なサービスを構築するが、それを悪用する輩は必ず存在するものだと再認識できた.