【感想・ネタバレ】男爵令嬢は婚活よりもふもふをご所望ですのレビュー

あらすじ

王都では、人の言葉を話すことができる『有言種』というペットが、貴族の間で人気を集めている。有言種は魔術によって生みだされるが、多大な量のマナと特殊な教育が必要なため、希少価値がかなり高い。――そんなトレンドを知らない田舎の男爵令嬢アメリは、婚約者探しのため王都にやってきた。動物が大好きな彼女は田舎では両親に隠れて獣医の見習いをしていたが、王都には気軽に触れ合える動物がいない。毎日の婚活に疲れ、もふもふ不足に耐え切れなくなったアメリは、下町の古ぼけた動物病院にたどり着く。そこで獣医の手伝いを始めたアメリは、怪我をした有言種の猫を保護することになるが、『彼』はなんだか訳ありのようで……?

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ネタバレ 購入済み

3.5

結構あっさり読めますが、山場もあるのでそこまで物足りなさもありません。
強いて言うなら、ヒーローがほぼ最初から最後まで猫の姿なので人間同士のイチャイチャがあんまりないところでしょうか?もふもふ時間長めです。

またこの本、ジャンルがTLに分類されてますが、未だにその線引きがよく分かりません。(一緒に布団で寝てればTLの仲間入りなのか?)
ニヤニヤできるような際どい表現がされてるところはありましたが、それもヒーローが猫の時です。まさかそんな時に手を出すわけないので(それで手出してたら一気に上級者向け!)結果何も起きません。
私はそういった、いわゆる濡れ場は期待してなかったので単純に楽しめましたが、それ目当てだと肩透かしを食らうかもしれません。

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2019年09月19日

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