あらすじ
黒珊瑚を抱いて生まれた伽羅は、神殿で密かに英才教育を受けている聖石の子供。水の加護があまりにも強いせいか、その肉体は性的に未分化で、男でも女でもない。瘴気を宿す体質であるため、その稀有な能力を外で活かそうとしても、組めるパートナーが見つからなかった。そんな伽羅が、血赤珊瑚を抱いて生まれた聖石の子供、セイタマールとともに、ある任務を遂行するよう命じられて……!?※あとがきは収録されていません。
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Posted by ブクログ
黒珊瑚を抱いて生まれた伽羅は、瘴気を感知するという特殊な能力を持っていた。なかなか組めるパートナーが見つからず、最後のチャンスとして選ばれたのは、血赤珊瑚を抱いて生まれた聖石の使徒セイタマールだった。
パートナーとなった二人は、水に拘わる変死者が続出しているという港町、浮曄に調査に向かう。しかし、水の加護を受けすぎる伽羅は、いつもより敏感になってしまい・・・。
「聖石の使徒」シリーズ番外編です。最後に読んだのはいつだっけと思うくらい、久しぶりです。もうすっかり忘れてます。伽羅の正体に気づかないくらいですから・・・。早く続きが読みたいです。