あらすじ
本書は、仕事の現場に必須の会計思考について、会計のプロである著者が、わかりやすく、具体例豊富に解説した一冊です。著者によると、ビジネスの現場では、「非会計思考」が蔓延しており、それによる弊害がとても多いといいます。多くの現場の社員は、かろうじて「売上」は意識していますが、利益への理解が乏しく、必要以上に値引きして損をしたというケースも少なくないとか。また、マネージャーやチームリーダーは、売上目標が未達でも、その原因について、数字を使って、タイムリーに分析できていないことが多いようです。こうした非会計思考による仕事の仕方では、今後ますます厳しくなるビジネス環境に対応することは難しいでしょう。本書で、会計思考による仕事の仕方で何がどう変わるか、ぜひ確かめてみてください。
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Posted by ブクログ
会計を全く知らない人に対する導入本。
会計をこれから学んでみようと言う人や、新入社員におすすめ出来そう。
読み物としても、サラッと読める内容になっていてとっつきやすい。
入門のための入門書なので、しっかり学ぶ為にはさらにどんどん別の本を読み進めていく必要がある。
しかし、非経理部門や、数字を意識しない部署にとっては非常におすすめの良本だと思う。
Posted by ブクログ
基礎的な内容でしたが会計思考を持って日々数字を意識した行動を心がけることの意味や効果などがまとめられていました。読んで仕事へのモチベーションを上げられる点が良いと思います。
Posted by ブクログ
会計を学ぶ人の初級本。
社会人1年目で読むのが良いと思いました。
営業職の方も事務職の方も普段あまり深く考えない数字について考える良いきっかけになると思います。
Posted by ブクログ
R:なんでこの本に興味を持った?
仕事においてお金の意識をもっと持てるように会計の勉強したいと思っていて、
本書のタイトルに「現場の」という仕事に活かすべきことが知れるのではないかと感じたため。
A:読んでどうだった?
実際の仕事で、お金を管理していない立場で何をどう考えて行動すべきかの具体的なイメージがわいてこなかった。
ただざっくりとしか知らなかった減価償却・節税の仕組みは具体例を交えて説明されていたので理解できた。
あと給料に見合うだけの成果(売り上げ・利益)は会社の上の人に聞いてみてもいいかもと思った。