あらすじ
不登校に悩む親子の駆け込み寺「東京シューレ」の設立者にして、不登校をめぐる言論・活動のトップリーダーとなった著者が、激増中の不登校の現状と制度の大転換を的確に描く。さらにフリースクール35年・中学校12年の運営実績にもとづき、不登校経験者たちが自分らしさを生かして社会で活躍する様子と、それを可能にした東京シューレの実践を詳細かつリアルにレポートする。子を持つすべての親と関係者、必携の1冊!
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Posted by ブクログ
読んで損はない ・文科省も誰にでも起こり得るといっている不登校。こどもと学校にミスマッチがあり、不登校は起こる。どんなにいい学校を作っても全ての子にあうようにはできず、ほかを選べるようにするのがいい。
・不登校の原因がわかっても、解決したから登校できるという単純なものではない。不登校の原因を知る必要があるのは、こどもの置かれている状況を理解するためであって、学校復帰のためではない。本人に根掘り葉掘り聞き出そうとしてはいけない。
・フリースクールは全国に300から400あり、学校の出席日数へのカウント、通学定期もほとんど適用される。
・異年齢のこどもたちが一緒に暮らすフリースクールでは、自分達の暮らす場を自分達で居やすくしていく。自分に関わることなのに、誰かがどこかで決めたことには自分は従うだけで、不満だったら文句ばかり言って責任転嫁する、そういう姿勢で生きるよりも、問題があったら自ら考え、他の人とも一緒に、やりにくい点を変えていく、そんな主体性を持った子どもたちに育ってほしい。
・居場所でありたい。ありのままの自分でいられると感じられるところでないといけない。
・やりたいことを応援する。
・こどもの自己決定権を尊重する。こどもの場は子どもで創る。違いを尊重しあう。
Posted by ブクログ
昔は「登校拒否」という単語が使われていた。学校に行かないのは子どもが原因という視点から、生まれた言葉である。そこから、普通教育機会確保法が施行される最近までの話。
30年以上前から先進的な試みをされていた実績から、リアルな話が描かれている。
これ、30年前とか学校の立ち上げとか大変だったんだろうなぁ…。