【感想・ネタバレ】働き方の哲学 360度の視点で仕事を考えるのレビュー

あらすじ

<すべての人に効く、図と絵でわかる“働き方バイブル”登場!>
仕事、キャリア、成長、リーダーシップ、自己実現、会社、メンタル……
「働くこと」を考える上で大切な概念を完全図解。

⬛︎やる気も悩みも「仕事観」次第!?
仕事の悩みは、なぜ生まれるのでしょうか?
同じ仕事でも、人によって辛さの程度が違うのはなぜでしょうか?
同じ状況で、やる気が出る人と、なくす人に分かれるのはなぜでしょうか?

その答えは「観(=ものの見方・とらえ方)」にあります。

高いスキルがあるのに「観」が弱いために、壁にぶつかる人がたくさんいます。
刺激的な仕事をしているのに「観」が不健全なために、やる気をなくす人もいます。

反対に「健やかな仕事観」は「健やかな仕事意欲」を生み「健やかな仕事人生」につながります。
そうした「健やかな観」をつくるのが、本書の目的です。

⬛︎より良い仕事人生を送るための「360度の視点」が1冊に
古代・中世から現代にいたるまで、多くの先人(哲学者、経済&経営学者、心理学者、経営者など)が
遺した知恵がコンパクトにまとまった1冊です。
「仕事や生き方について、偉大な先人たちはどう考えたのか?」を網羅的に知ることができます。

1)本書で引用される先人たち
アダム・スミス、マックス・ヴェーバー、ドラッカーなどの経済・経営学者たち。
カント、ヒルティ、アラン、モンテーニュなどの哲学者たち。
ヴィクトール・フランクル、A.マズロー、A.エリスなどの心理学者たち。
渋沢栄一、松下幸之助、トーマス.J.ワトソンなどの経営者・実業家たち。
その他、詩人、作家、スポーツマンなど多数。

2)本書に登場するキーワード
<Career> 3人のレンガ積み、価値創造回路、内的キャリア、3層➕1軸、偶発性理論……。
<Growth> 自立・自律・自導、連続的成功、πの字思考プロセス、七放五落十二達の法則……。
<Ability> ポータブルスキル、T型人材、PM理論、状況対応リーダーシップ、セレンディピティ……。
<Motivation> 目標と目的、SMART、内発的動機、使命的動機のシャワー効果、自己実現……。
<Company> 会社と企業、社会的責任、風土と文化、P人材・U人材、企業内プロフェッショナル……。
<Mental Health> ストレス要因、レジリエンス、ABC理論、ワーク・ライフ・ブレンド……。

⬛︎すべての働く人に
「やる気が出ない」「将来が不安」「仕事が面白くない」
「会社と自分があっていない」「もっと意味のある仕事をしたい」
「転職を悩んでいる」「キャリアを見直したい」
……多くの人がぶつかるこんな悩みに、本書は力強いヒントを与えてくれるでしょう。
その他、以下のようなケースでも、ぜひ本書を活用してみてください。

●就職活動の準備に
「職業を選択する上で、さまざまな観点を持ちたい」
「面接で何を語れば良いかわからない」
「会社情報は集めたけれど、自分の想いがわからない」

●経営者・管理職の方に
「(部下・社員の)モチベーションアップのヒントを得たい」
「キャリア形成は、どう指導したらいいか」
「組織と個人がブレずに進むにはどうすればいいか」

●人事担当者・キャリアコンサルタントの方に
「人材育成の新たな切り口のヒントを得たい」
「職場のメンタルヘルス問題・疲労感に対処したい」
「働くことの相談のプロとして、基本概念をしっかり押さえたい」

「なぜ働くか?」「どう働くか?」
――働くあなたがより良い仕事人生をおくるために役立つ視点がきっと見つかります。

就活・転職、社内研修でも使える!
著者書き下ろしオリジナルワークシートのPDFをこちらからDLできます。
d21.co.jp/feature/tetsugaku/

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

本のタイトル通り、働き方の「観」について、多面的に書かれている。
最初は読み進めるの時間がかかったけど、久々に手に取ってみたところ、意外といい本かも?特に仕事に行き詰まった時に手元に置いておいて読みたいかも?と思った。

★心に残ったことメモ↓
◉登山型とトレック型キャリア
→登頂を目指すか、回遊を楽しむか
→将来像が明確な人は、ひたむきにそこに集中する。将来像が描けない人は、回遊を楽しむという発想で。大事なことは、山自体を楽しんでいるか。
◉智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。(知・情・意のバランスが重要)
◉理想や信念に向かって自己を導いている人は、既に半分リーダーである。
◉人生の特性を決定するのは、日常の小さな事柄であって、偉大な行動ではない。
◉「知っている」が学ぶ心を妨げる
→「それ知ってるわ〜」と思った途端、考えることを止めてしまう。(野に咲くすみれの花も、「あ、すみれだ〜」と思った途端、それ以上考えることはないが、観察を続けることで今まで気付かなかったすみれの一面に気付くことができる)
◉ある一つの目的は、より大きな目的の下では手段となる。目的と手段は相対的に決まる。
◉ABC理論→物事の捉え方が自分の生きる世界を決めていく。
◉苦と楽の対称性→負の体験が生きる厚みを作る。高い山の美しさは、深い谷がつくる。
◉「決意」が人をもっとも元気にする。「癒し」はマイナス状態をゼロに戻すだけの処置。

0
2024年03月17日

「ビジネス・経済」ランキング