あらすじ
蒔田恒平の身体の最奥には花びらのような傷痕がある。
高校3年生の冬、ヤクザ達に蹂躙された時の刻印だ。
だがその時の記憶は断片的に霞がかっていて思い出せない。
以来極度の潔癖症となり、恋愛も結婚もすべて諦めた。
それから十数年、恒平は高校時代想いを寄せていた弓道部の後輩・西条司と再会する。
司の妻の葬儀の場で、対立する派閥の秘書と議員として。
そして司は恒平に囁く。
俺はあの日あなたが何をされたのか、すべてを知っていると──。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
匿名
高校の先輩後輩のその後国会議員になった後のお話でした。
国会議員の父親が恨みをかい、その報復に子供が標的にされる。
それから救って、力をつけて、また自分の元へ来てくれる。愛だね。
大人な年下攻め最高です
久しぶりに読み返して、こんなに良い内容だったっけ⁉︎って驚愕しました。大人の男の人からこんなに欲しがられたら、素質のある男の人は落ちますよね。受けは元々攻めのこと好きだったんだし。それにしても、ストーリーは政治ネタで深みがあるし、絵柄はストライクだし、表情が凄くセクシーだし、もうレビュー書かずにはいられませんでした。実はこの作家先生の本、たくさん持ってます。こらから全部読み直しますよ。
「初恋〜恋に濡れる〜」の攻め桔平のお兄ちゃんのお話。これだけでも読めると思います。
過去の辛い出来事により、恋をすることも触れ合うことも諦めてしまっている兄ちゃん。
ビクビクプルプルしちゃうお兄ちゃんを、高校生の時からの変わらない熱量でゆっくりと近づいていく年下攻め。
その強すぎる愛情で兄ちゃんの心と身体を溶かしていきます。
凄く良かった!甘々な二人をもっともっとください!
辛すぎる過去
蒔田の過去が壮絶で重苦しさが続き、政界のいやらしさもあり最後まで緊張しながら読ました。ハッピーエンドなんだけれども、西条の愛撫に蒔田の喜び艶めく描写がもっとあったら良かったのにと思いました。
読んで良かったです
傷つけられた過去がある恒平が西条との再会で変化していく様が応援したくなる感じで良かったです。過去を乗り越えた二人が幸せになった所は自分も幸せな気分を味わえて読みごたえがありました。