【感想・ネタバレ】骨董屋『猫亀堂』 にゃんこ店長の不思議帳のレビュー

あらすじ

ひょんなことから、スコティッシュフォールドのミアンを飼うことになった売れない小説家の綾瀬律志。住んでいた下宿を追い出され、大阪で祖父が経営していた骨董屋に住むことになった律志は、ミアンとともに、奇妙な事件に遭遇するが――動物大好きの心優しい青年と、猫や亀、オウムとのちょっと奇妙な日々を描く!

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Posted by ブクログ

驚くほどお人好しというか、世間知らず(?)な律志。見ていると、心配になるほど。ミアンが何とかしなくちゃ。と思うのもよく分かる。でも成り行きで飼うことになったペットたちを大事に大事にするような律志だから、見返りを求めずに味方になってくれる人が現れるのかも。とも思う。
律志とミアンが話せるようになったら楽しそう。どちらが「保護者」になるかはわからないけど...。

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2019年10月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

聴覚と嗅覚に刺激のある描写があった。まず聴覚ではオウムのキバタンが人語を話すのだが口が悪い。ちょっとイライラ。音量注意!と言いたくなるほどのやかましさ。
そして嗅覚。古い定食屋の焼き魚の匂い。とくに詳しく描写されてるわけでもないのだけど、香ばしい匂いが漂ってくる文章だった。

主人公の律志くんはデビュー作を発表してからなかなか次の本を出せないでいる。担当編集の水野さんが律志くん(ペンネーム「綾野リツ」)の作品にほれこんでいる。次の作品を世に出そうと親身になってくれる。これはぜいたくなことだと思う。それなのに律志くんは自分の作品に自信がない。プロットが面白いのに五百ページ近い原稿をゴミ箱に捨ててしまう。ちょっと待って!捨てる前に読ませてー!と思った。

にゃんこ店長ミアンは律志くんにとっても、読者にとっても癒しの存在(*´ー`*)
表紙イラストの萌えポイントは仔猫ミアンの前足♪足の運びがキュート♡
p130に京都月乃井の松華堂弁当が登場!ふふふ。ってなった( *´艸)※浅海先生の他の作品に出てくるお店です。

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2019年06月18日

Posted by ブクログ

主人公の律志が、なんかもうイケメンの無駄遣いというか自分の使い方を知らないというか、いやむしろだからこそ可愛いのか!?とおばちゃんは最後まで振り回されちゃったわよ。
こうやって周りに続々と人(動物もな)が集まってくるのは、律志のいちばんの能力だよねえ。

ミアンのヒロインぷりもあざとかわいくてたいへんよろしい。でも個人的には灰猫のケイ様にぜんぶ持っていかれた感もある笑

あーもう今日は仕事疲れたな。
ビール飲んでライトなもの読んで癒されて寝よう!ってときのお供に最適な一冊ですぞ。

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2019年06月13日

Posted by ブクログ

主人公の頼りなさが好きな人には受けるんやろうなと思いながら読むが、それ以上に子猫の身勝手さがたまらなくイラつかせる。救いは元同級生の隼人君やな。で、なんかシリーズ物になりそうな感じでなってないのね

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2023年12月22日

Posted by ブクログ

律志のお金に対する執着心のなさや骨董屋を開く決意をした割には儲ける気のなさそうな感じに呆れました(笑)
小説家をやめる気はなさそうなのに作品は書いても全然送らないし。
これが母性本能をくすぐるってやつなのか!?

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2019年12月13日

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