【感想・ネタバレ】不登校ガール 学校の階段がのぼれない1のレビュー

あらすじ

あれ?学校の階段って、こんなに長かった――…?
北海道生まれの千尋は、仲のよい家族と友人に恵まれ、大好きな漫画や絵を描くことに夢中な日々を送っていた。
だが、ある日、家族から告げられたのは、突然の引っ越しと転校。明るい彼女は、新しい学校生活に胸を躍らせる。
転校先での初日、趣味を聞かれた千尋は、「漫画や絵を描くのが好き!」と笑顔で正直に答える。しかし、返ってきたのは、微妙な空気と「マニアックだね」という言葉…。
純粋だった少女は、周りの環境や、不良少女との出会いにより、学校生活に違和感を覚え始める――…

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ささいなことがきっけけで

転校先でのささいなことがきっかけで不登校になった女の子のお話の第一話。

主人公の園山千尋は中学二年生の14歳。
北海道の田舎育ちで親兄弟も友達も先輩後輩も仲のいい人ばかりに囲まれていたが親の転勤によって仲のいい人たちと別れることに。
しかし家が転勤族だったこともあって千尋にはあまり悲壮感がなかった。
さみしかったのは事実だが新しい友達ができるのかという期待の方が大きかった千尋。
今までは田舎だったためジャージで登校していたが転校先では制服を着て学校生活を送るようだった。
転校初日、特に悪そうな人がいるわけでもなく普通に自己紹介を終えた千尋。
休み時間になってクラスの子が話しかけてきた。
この時期に転校なんて大変だねと言われながら、その後に趣味を聞かれた千尋は絵や漫画を描くのが好きと答える。
しかしクラスメイトの反応は鈍い上にマニアックだからあまり言わない方がいいと言って去っていった。
不安になるあまり授業も聞かずに絵を描いていたが運悪く教師に発見されていしまう。
それに対してもマニアックと言われた千尋は顔を上げるとクラスメイト達の冷たい視線がそこにあるのに気づく。
その後、絵を描くことをやめるのだった。

何がきっかけでぞの場にいづらくなって体が動かなくなるか分からないだけに人間関係を築くこと自体がおっくうになることが今もあるので千尋の気持ちが痛いくらいわかった。

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2022年05月27日

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