あらすじ
暗号通貨の誕生が、人類のマネー戦略を激変させようとしています。18世紀半ばからの「産業革命」、20世紀半ばからの「IT革命」に続き、21世紀初頭から暗号通貨やキャッシュレス化による「通貨革命」が始まりました。暗号通貨は人類の歴史を根本から変えるでしょう。
暗号通貨については価格の乱高下や取引所の不手際による事件が続いていますが、これら一部の現象面だけで暗号通貨の将来を判断してはいけません。革命の時にはさまざまな摩擦や事件が起こりますが、それは一時的なことで大きな流れは変わりません。
本書は「キング・オブ・コイン」と称される暗号通貨ビジネスの第一人者による、暗号通貨全体を網羅した教科書であり、AIやロボット時代の新資本主義社会に備えた「マネー戦略」を解説したものです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
暗号通貨について、かなりわかりやすく説明してあります。元々知っている内容もありましたが、ビットコインの歴史や、暗号通貨のこれからの立ち位置がわかって楽しく読みました。暗号通貨初心者にはオススメの一冊です。
Posted by ブクログ
仮想通貨の必要性がわかる本です。そして本当に生き残る仮想通貨が僅かと言うことも理解できます。仮想通貨のプロジュース側にとって、多くの人に仮想通貨を使って貰わないと始まりません。そのために、このような本で仮想通貨を広めようとしている意図もあるでしょう。ただ本書はその意図をやや隠しつつも、確かに仮想通貨のある未来を的確に予想していると思います。
法定通貨の危うさや、現金の煩わしさ、それを解決する手段として、大きな可能性はあると思います。数年後、プロジュース側とユーザ側の双方にメリットがある仮想通貨社会になれば良いなと思います。その前に、本当に可能性を信じている者だけが仮想通貨投資をやる、ただそれだけの事ですね。