感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
本編と違って最初に登場人物紹介も無いし、結構時を遡るSSもあったから、若干混乱したけど、面白かった!
特に自分の立場と研究について悩むライムントのお話は、彼から見たローゼマインはそんなに怖い存在だとだったのかと初めて知ったし、その後フェルディナンドとローゼマインを繋ぐ貴重な役割を果たすため彼の人となりやヒルシュール先生の弟子になった経緯が見れて良かった。
また、旧ヴェローニカ派のバルトルトから見たら現領主はこんなにも信じ難く、ゲオルギーネに執心してることに驚いた。あと、やっぱりヴィルフリートの筆頭側仕えのオズヴァルトが糸を引いていたのだなと。その後、ヴィルフリートとローゼマインの婚約が解消されたり、ゲオルギーネがエーレンフェストに乗り込んできたりした時、彼の心情がどう変わったのかも気になるところ。
まずは、本編最新刊を早く読まねば!
Posted by ブクログ
このシリーズ久々の短編集ですね。今まで短編でマインちゃん以外のキャラの気持ちや裏事情を知るのが楽しみだったんですが、今回はちょっとうーんって感じかな。
この世界の人達マインちゃんが転生者だから彼女のことがわかってなかったのかと思ってましたけど、なんだか自分の価値観だけで生きてる人が多すぎませんか?もうちょっと目端の利く人がいても良いのにって思いました。ハルトムートがそういう人なのかと思ってましたけど、ちょっとマインちゃんを崇拝しすぎな気もします。
ルッツとトゥーリ。前々巻で結婚することになったのにかなりショック受けたんですけど、恋愛結婚じゃなかったことに再びショック受けました。
しかも、トゥーリの初恋の人はベンノさん?な…なんでこんな設定にするんですか?マインちゃん的にはトゥーリにはちゃんと好きな人と結婚して欲しいって思うはずなのに…。ルッツはやっぱりマインちゃんが特別なんですね。お互い好きな相手が高嶺の花だから傷の舐めあいで結婚するってことなんですかね?なんだかなあ。
脇役キャラの作り込みが凄い
本編では基本的に主人公目線で語られているので、裏側のストーリーを知ることができて面白いです。
バルトルトが何故あのような行動に走ったのか理解していなかったので、彼視点の話が一番興味深かったです。
カーリンに対するベンノさんの気持ちも、トゥーリ視点で推測とはいえ恋情があったかもしれないと知り、ちょっとビックリしました。
各話もっと詳しく読んでみたいという所で終わらせているので、後は自分で想像するしかありません。その終わらせ方が絶妙だなと思いました。
本編が完結したら、星結び後の2人やアレキサンドリアの人間から見たアウブ(ローゼマイン)などの短編を読んでみたいです。