【感想・ネタバレ】よい移民 現代イギリスを生きる21人の物語のレビュー

あらすじ

70年代以降生まれの俳優、ミュージシャン、詩人、ジャーナリストなど、移民2世・3世の著名なクリエイター21人が、移民としての自己存在の意味や葛藤、社会の偏見などを繊細かつ巧みに表現。編集は、インド系移民の若手作家ニケシュ・シュクラ。2016年9月にクラウドファンディングで刊行され、英国でベストセラーとなる。J・K・ローリング&ゼイディー・スミス推薦。2016年度のReaders Choice受賞。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

世界を知りたいと思っている人は読むべき。
有色人種と言われる南アジア(インド、パキスタン、その中の下層カーストだった身分に生まれた人)、中国(オリエントと言われてる日本含むインドから東側の民族)、アフリカ(アフリカ人はみんな肌が黒いわけではない。白人に間違えられるけどルーツや信条など中身がアフリカ民族な人、ケニア、ナイジェリア、ルワンダ、ジンバブエの人は明らかに異なる性質を持つ。ひとくくりにアフリカ系と言えない多様性がありアイデンティティも複雑である)。など、世界でマイノリティとして生きたことがない私にとっては全てが新鮮だった。

世界最強と言われる日本のパスポートを幸運にも持っている私にはその特権の意味がわかっていなかった、毎回イミグレを通るたびにハラハラドキドキしなくてはいけない人だっている。

自分のツールには誇りを持ちたいけど、西洋社会に行き始めた身からするとなんとなく違和感を感じてしまう葛藤も辛い。

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2024年09月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ほんとに引き込まれてしまうものから、へえ、で終わるものまで。でも、どれも読まなかったら出会わなかった視点ばかり。今の私の類推からは向こう側なことも多いけれど。

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2019年11月17日

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