あらすじ
会話に自信のない人必読! どう答えれば相手にわかってもらえるだろう。どう答えるのが正解だったのだろう。オフィシャルな場や、大切な相手との会話であるほど、こうして悩んでしまいますよね。相手のご機嫌をとるために、顔色を伺ったり、自分の心にウソをついて「社会でやっていくために仕方ない」と会話にストレスを感じている人も少なくない、現代社会。思うように会話できないのは、本当に仕方のないことなのでしょうか。筆者は「自分軸」を確立することが、会話力をアップさせる近道と語っています。誰でも本来、自分しか持っていないオリジナルの思考、つまり「自分軸」が必ずあります。「自分軸」をもって会話することで、あなただけの魅力のある「すごい伝え方」ができるのです。 ・回答力は、人生の不可能を可能にする ・言葉はその人の「履歴書」である ・「いい答えをしよう!」と思わず、日常の会話と考える ・相手のために遠慮をすることは、かえって不親切になる ・答えられないことも、魅力のひとつ ・「すごい伝え方」には、シンプルな法則がある ・「質問返し」を効果的に使う ・【ビジネスシーン】で、相手の求める答えを読み取るコツ ・【恋愛】で、相手の求める答えを読み取るコツ ・「好かれようとしてはいけない」 ・「むやみに褒めてはいけない」 ・会話下手な人が陥りがちな3つの思考パターン ・「会話が続かない……」を打破する方法 ・すごい伝え方を身につける究極の方法 ・最後は、「ありのままの自分」が武器になる
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Posted by ブクログ
歯科医の著者が会話においての伝え方を自身の経験や講演内容をもとに書いた一冊。
対人関係において避けて通ることのできない会話のなかで自分を魅力的に伝えるための考え方や方法を本書で学ぶことができました。
口にする言葉をいい言葉にするよう意識することや自分の思いを信じることなど考え方の面だけでなく、質問返しや自分だったらこうするということなど会話のなかでのテクニックも多く書かれておりコミュニケーションをとる上での参考になりました。
男性は行動タイプ、女性は感情タイプという違いや年齢別など自分と異なる性別、年代との会話を行う際のポイントも書かれており参考になりました。
恋愛や友だち、SNSなど各シチュエーションにおいての付き合い方や会話においてむやみに褒めないことや否定しないことなどやってはいけない6項目も知ることができ勉強になりました。
また、知識の貯蔵庫に良質な情報をインプットすることや理想的な会話のイメージを持つことなどが大切なことも学ぶことができました。
本書を読んで会話の苦手意識を払拭することのできる考え方やスキルが多く載っており、会話で自分に魅力を感じてもらえるより良いコミュニケーションを図ることのできる自信がついた一冊でした。
Posted by ブクログ
会話が苦手な人のために、「回答」に焦点を当てて35のポイント分けて説明している。大変読みやすく、1時間程度で読破。まず、誰かが質問をするときや意見を求めてきたもき、相手は回答者ならではのオリジナルの言葉を求めている。「なりたい自分」に向けて情報をインプットし、その結果構成される自分軸をもって回答すればよい。また、相手から相談された時に私は相手を傷つけないために肯定する回答をしがちである。しかし、相手は共有を求めているわけではなく、私の意見を聞きたい。そういう場面では、「私だったら〇〇」と言う。
・言葉は「理想の自分」のために使う
→自分を変えるには言葉から
・気負いすぎず、リラックスして答える
→無意識に出てきた言葉こそ、オリジナル
・相手がどう捉えようと、私はこう思う
→相手のために遠慮することは不親切
・「聞くだけ」に徹する
→共感しなくてもよい
・「自分だったら〇〇」を使う
→共感し、同調するだけが相手のためにならない
・質問返しで、相手の真意を知る
→答えたくない質問に対する回答
・潔く「わからない」という
→誤解を与えるリスクの解消
・男性は「行動」タイプ、女性は「感情」タイプ
→男性には強めに、女性には弱めに
・自分というブランドを確立する
→自分なりのルールを作る
・否定されない会話が、相手を満たすことを知る
→私があなたの立場だったらそうする
・相手の顔色ばかりを伺うのはやめる
→自分軸に沿ったオリジナル回答
・何も考えずに褒めるのはやめる
→墓穴を掘る可能性、子育ては対等に
・無駄な付き合いは、勇気をもって断ち切る
→ほど良い距離感
・日頃からインプット、潜在意識をあげる
→その場にふさわしい会話が自然に
・あなたは、あなたらしい伝え方
→自分軸を構築すれば、怖いものはない