【感想・ネタバレ】新選組最後の勇士たちのレビュー

あらすじ

明治に生き残った男たちの挽歌。

第10回舟橋聖一文学賞受賞作。

新選組最後の隊長・相馬主計と元隊士・安富才助。
土方歳三の最期を看取ったふたりは、戦いでそれぞれ腕と指を失ったものの、明治の世へと生き残った――。
流刑での島暮らしのなか、思わぬ邂逅と確執を経たふたりの人生は「御一新」の荒波に翻弄されていく。

痛切のラストまで一気読み必至! 松本清張賞作家が人の生き様、心の痛みを精緻に描ききった傑作時代小説!!

※この作品は『本懐に候』(単行本版)の文庫版となります。

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Posted by ブクログ

生き残り、明治を生きた三人の新撰組隊士。その悲哀が描かれている。

物語全体が暗く、モノクロ映画をみているよう。

なんとも救われない話しの中で、沢忠助の人となりだけが救いだった。

京での活躍や鳥羽伏見以降の戦など、華やかさが一切ない新撰組小説。

これはこれで読むべし。

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2024年12月18日

Posted by ブクログ

タイトルに新撰組とあったので読んでみたけど思っていた時代より後の時代で新撰組が無くなった後の話でした…けどまずまずでした

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2024年05月02日

Posted by ブクログ

明治まで生き残った3人の隊士の生き方をとおして、時代の変化に翻弄される人々を描く。文体、心理描写、情景描写に引き込まれる。非常に良い作品だった。

※評価はすべて3にしています

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2022年12月16日

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