あらすじ
締め切りは破る。担当からのメールは読まない。欲しいものは人気とお金。そんな底辺漫画家・魔神ぐり子に、罵詈雑言を浴びせ続ける腐れ縁のドS編集者・小柳。漫画制作のリアルな「裏」を描きコアな人気を得ていた「楽屋裏」が、舞台を講談社に移し新展開!大手出版社で魔神ぐり子を待ち受けるものとは――!?漫画家VS編集者の戦いが再び幕を開ける。
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Posted by ブクログ
この最新刊を待っていましたよ、魔神先生!
やっと、見つけましたよ
何軒も書店を回ったんですが、どうにも、この『楽屋裏―講談社地獄篇―』が見つかりませんでした
ギリギリまで探して、手に入らなかったら、BE・LOVEのアンケート、それの感想を書く欄に、「小柳さん、見つからないんで、一冊、送ってください」と書いちゃうトコでした
まぁ、冗談はさておき、この『楽屋裏-講談社地獄篇-』も笑わせてもらいましたよ、魔神先生
ガッカリするほどの人間性が、全く変化しておらず、漫画家としても成長が見受けられないので、安心してしまったほどです
三十路も過ぎ、四十路になると、ますます、変態っぷりに磨きがかかっていました
暢気、そう表現していいレベルの仕事じゃないですねぇ、これは
凄いと思います、小柳さんは、何だかんだで、魔神先生と一緒に仕事が出来て、この人間性を許容し、苦労に耐えられているんですから
逝っちゃいますよ、普通の編集者の胃なら、魔神先生と仕事してたら
ちょっと残念だったのは、これで終わってしまっていること。まぁ、終わって当然だよな、と思うっちゃ思うんですが
読めなくなると寂しく感じるのは、漫画読みのエゴ
これから、漫画家を志す人たちに、「こういう漫画家にはなるまい」って決意を抱かせるためにも、どこかで、また、連載をスタートしてもらいたいとこです
折角なら、週刊ヤングジャンプで、連載してほしいですね。作品のレベル的には、『スナックバス江』に負けちゃいないと思うんで、フォビドゥン澁川先生と、見る価値はある殴り合いをしてくれそうじゃないですか
どの回も、ネタがヤバめで、魔神先生の変顔が、悪い意味で瞼の裏に焼き付いた
個人的に、第23話の「なぜ・・・・・・」が、特にツボだった。私も覚えがあるが、夢の中で、オバマ元大統領クラスの人間と会ってしまうと、起きた時、「何故?」と、自身の精神バランスが心配になる
この台詞を引用に選んだのは、この『楽屋裏-講談社地獄篇―』の中で、魔神先生が、一番に良い笑顔をしていたものなので
しかし、世の中、そう上手くはいかない、と思う
多分、コミックスを買ったのは、私だけじゃない。感想を書いている人が、他にいるか、その辺りは判らんが、絶対にいない、とも言い切れない
このコミックスの売り上げが、どのくらいになるか、素人の私には想像もつかないけど、まぁ、ニンテンドースイッチが手に入るくらいは稼げただろう
しかし、これまでの仕事っぷりと、小柳さんの性格を考えると、魔神先生がスイッチを取り上げられる可能性は高いんじゃないだろうか
そして、小柳さんによって没収されたスイッチは・・・・・・どうなるのかな
「コミックス出たら、スイッチ買えるじゃん?」(by魔神ぐり子先生)