あらすじ
「相手の気持ちを考えすぎて人間関係に疲れてしまうタイプ」がたくさんいます。一見、特に問題を抱えているようには見えず、むしろ仕事や恋愛や結婚生活を楽しんでいるように感じられるのだけれど、どこか人間関係に窮屈さを感じて疲れてしまうことが多い。「まわりに機嫌の悪い人がいるだけで緊張する」「細かいところまで気づいてしまい、仕事に時間がかかる」「疲れやすく、ストレスが体調に出やすい」こうした「敏感すぎる人」あるいは「お察し上手な人」は周囲の環境に振り回されることが多く、心も体も疲弊し、自分に自信が持てないことが多いものです。 どうしたらもっとラクに、自分らしく、周囲の環境と付き合うことができるのでしょうか。人の気持ちを察することができ、場の空気を乱さずに振る舞えることが、自分の強みであり、長所であるということに気づけると同時に、著者が「ライフワーク」と呼ぶ、自分らしい人生を歩む道に踏み出せることでしょう。本書では、自分が心地よく振る舞えるようになるための具体的な方法を、マンガを通してわかりやすく紹介します。
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Posted by ブクログ
自分自身は『敏感すぎる人』ではないのですが(※)、「他人からの評価が気になってしまう」など『自分軸』でなく『他人軸』なところがあり、本書は参考になりました。
※本書は、母親の影響(過干渉など)で、他人の顔色ばかり見るようになってしまい、自己主張できなくなってしまった人を想定した内容になってます。
『人間関係の築き方』では、「ドライな自分を許可」し、いつも自己犠牲的に他人のために行動するのではなく、時には断ることの大事さを記してます。また、無意識に相手に感謝されることを求めているので、期待通りの反応がないと徒労感や怒りを感じ、人間関係を円滑にできなくなってしまいます。そこで、「相手が喜んでくれようがくれまいが、やりたいときはやる」という姿勢を作ることを説いてます。「相手の気持ちを察して行動する(他人軸)」から「自分がしたいからやる(自分軸)」にすることが大事ということです。
『こじれた関係の治し方』では、まず、嫌いな相手との基本的な接し方は、「心理的に距離を置いてあくまでビジネスライクな付き合い方をする」ことを前提に、次のステップを記してます。
①嫌いな人を嫌いと認める
②なぜ嫌いなのか理由を明確に掘り下げる
③嫌いな人の良いところをあえて探してみる
④嫌いな相手を理解し受け入れる
ただ、①〜④のステップ全てをやるのはかなりエネルギーがいるので、相手との距離感に応じて、取り組むべきと記してます。例えば、これからもずっと密接に付き合う人(家族)なら①〜④全てやるが、月一回会う程度の仕事相手なら①のみ、といったように。
他にも色々役に立つことが記されてます。
「そもそも自分のしたいことがよく分からない、自分が何が好きかよく分からない」といった場合の対処として、「好きなこと・したいことを大量にリストアップする。自分の年齢×10ぐらい」。1日10個書くなら数十日かかるので、自分のしたいこと・好きなことは何か?と毎日考えることになる。すると、好きなものに意識を向けることを習慣化できるようになります。
「自分へのご褒美をかかさない」ことも大事。自分自身を喜ばせることが日常化できるようになると、数ヶ月後には、気分も表情も変わり、周囲の人にも伝わり、人間関係に良い影響をもたらすと記されてます。