【感想・ネタバレ】介護の流儀 人生の大仕事をやりきるためにのレビュー

あらすじ

60年間、ともに暮らした夫・三浦朱門を看取って2年。実母、義父母、夫、家族4人の介護を終えた今、思うことは――。「介護」とどう向き合うか、貴重な経験をポジティブに描くエッセイ。

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Posted by ブクログ

家族を介護してきた著者の流儀は、人生の最終段階、つまり空を黄金色に染める夕陽の時代をどう生きるかを大切にすることなのだろうと感じた。
介護のために、誰かが犠牲になることではなく、介護が必要な状態になったとしても、誰かの役に立つ生き方がある。
自ら身近な人の実践したからこそ書ける社会一般では表に出てこないようなストレートな意見は、介護をする家族、介護を受ける本人の一側面を示してくれている。
介護は大変なものと思っている人に、一度は読んでもらいたい。良い悪いではなく、そういう介護もあるということ。

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2019年05月25日

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