【感想・ネタバレ】木もれ日を縫うのレビュー

あらすじ

ファッション業界で働く紬の前に、長らく行方不明だった母親の文子が姿を現した。紬の部屋で暮らし始めた母は自身を「山姥になった」と言い、面影にもどこか違和感がある。困惑する紬は、同じく故郷を離れ東京で暮らす二人の姉に相談するが――。20代、30代、40代。それぞれの年代の三姉妹は、母との再会をきっかけに、自分自身を見つめ直すことになる。母と娘の絆を描く、心に染みるミステリー。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

母と娘の関係はいつだって複雑だ。
敵にもなれば、味方にもなり、尊敬できる対象となるか、蔑み、存在そのものを消してしまいたいものか。

これはそんな母娘の物語だ。

ありふれた、それでも、切ない、愛情に満ちた物語でもあるのだから、全くやるせない。

私にはもうそんな母が逝ってしまったのだから。

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2019年04月20日

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