あらすじ
あなたはこのお話のオチ、想像できますか? 宇宙に放り出され生死をさまよう男たちが取った究極の選択とは? 恐竜を探しに降り立った惑星で取材陣が出会った衝撃の真実とは? あっと驚く結末が、じわりと心に余韻を残す、すこしふしぎなお話が盛りだくさん。いつでもどこでも楽しめるSFショートショート作品集。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
まだ読んでいる途中だけれど、面白い!
こういうちょっと不気味な短編大好きだな〜。
お気に入りは「マダム・フィグスの宇宙お料理教室」です。ブラックジョークっていうのかな?少しくすって笑える所が好き。
Posted by ブクログ
ずいぶん前に買っていたのだけれど、なんだか読み終わるのがもったいなくて積ん読していました。SFマガジンに掲載されたものを中心に軽く読める作品ばかり。読むだけなら5分もかからない気もするけど、最後のどんでん返しを楽しむ時間を含めて5分なのだろう。作品も良いけど、挿絵もスマートで好きです。
Posted by ブクログ
久しぶりのSFでした。ƪ(˘⌣˘)ʃ
“1話5分で読めて、いつでもどこでも楽しめるSFショートショート“ということで、16話のちょっと不思議なお話から成っています。短編では勿体無いようなしっかりしたストーリーが沢山です。面白いですね〜(*´︶`*)どこでも読める手軽さもいいですね。
「マダム・フィグスの宇宙お料理教室」は不快感があり苦手でしたが、それ以外は楽しめました。
「大恐竜」、「扉」、「最後の一夜」は古典的な落ちの良さがあります。
「カンゾウの木」はちょっとリアリティのあるSFですね。近未来、移植用の臓器は培養される、、?
「断続殺人事件」ループする話は、結局のところ時空を戻る意味があるのかないのか、わからなくなります。グルグルグルグル〜
「半身の魚」なるほどね。発想の面白さです。
「ひとつの小さな要素」高速コンピュータで覗いてみた二人の未来。上手くいかない?大いなるこの世のカオス、誰にもわからない。
「トビンメの木陰」『ビョートル竜帝』の物語も読んでみたい気がしますが。この仕掛けが良いですね。
「結婚相談所」愛情は数値化できる時代に?
「二つ折りの恋文」ノルヴィア人ときたら、まったくなんて気のいい連中なんだ!笑
「ワーク・シェアリング」ありそうな、、効率の悪さです。逆手にとって、無事国外脱出だー。
「ナイフィ」怖い怖い、危ない危ない。子供のおもちゃには気を付けて。
「予告殺人」ミステリになりそうな要素あり。
「生煙草」副流煙も、ご勘弁ですよね。
「ユビキタス」利便性を追求していった先にあるのは、非接触式ではなくて老婦人との触れ合いかー。
SFマガジンに掲載された14作品(1991年〜2019年)と、書き下ろしが2作品が収録されています。
「7分間SF」も、気になりますね〜(*´︶`*)
Posted by ブクログ
短い話の中でも十分満足のいく内容でとても楽しめた。まさかのオチは毎回痛快だった。ただ一番印象に残ったのは最期のユビキタス。技術の進歩の先ある落とし穴を上手く風刺されているように思った。
Posted by ブクログ
面白い…!SF要素満載なんだけど、普段SFを読まない人にこそ勧めたい。
恋をすること、命をつなぐこと、喜びをかんじること、どれもがとても大切な事だと感じる素敵な読後感。ノルヴィア人みたいに生きられたらなぁ…
Posted by ブクログ
面白いSF短編集でした。
「カンゾウの木」「断続殺人事件」「トビンメの木陰」が特に好きです。
ちょっとブラックめなのが好みなのか?と思ったけど「二つ折りの恋文が」「ユビキタス」も好みだったので、色々あって楽しみました。
「マダム・フィグスの宇宙お料理教室」、えっこれ生放送なら放送事故のオンパレードだけれどいろいろ大丈夫?と心配になります。マダムが平然とアシスタントを交代させてて、毎度の事なのかなぁ。命懸けです。
人から遠ざかってるのも改めて近づくのも、どちらかだけを選ばなくて良いんだな。。どっちもあったら楽しいとかそれくらいで。
Posted by ブクログ
SF。短編集。ショートショート。
SFとショートショートがどちらも好きなので、その組み合わせだけで満足。
どの作品もなかなかの完成度。
「マダム・フィグスの宇宙お料理教室」が馬鹿SFやってて面白い。
Posted by ブクログ
SFショートショート、16編。宇宙時代、多様な星の多様な生物・住民と文化。タイムマシン、未来を算出するスパコン、ロボット、ユビキタス時代。ちょっとブラックな意外な結末。
お手軽で、読み終えてなるほど。たくさんの全部違うお話、よく考えつくものです。
Posted by ブクログ
久々にショートショートが読みたくなって、タイトルで手に取った1冊。
うーん、ショートショートにしてはちょっと長め。短編というにはアイデアに寄りすぎ。どちらともいえない感は、文字数ページ数だけでなく、作品の構成にも言えるところがある。
オモロい素材もあって、書き込めば、もしくは洗練させればもっと面白くなりそな作品も多いのが残念。
Posted by ブクログ
・短いSFテイストのお話が16編。
・ヒマツブシにはちょうどいい感じ。
・人間的な部分がすべてをダイナシしにしたり問題解決の鍵となったり、結局何者かに操られているだけだったり、どこか皮肉な部分があり、短い作品の常としてオチはあるものの、人を信じることを捨てきれないという感じもあったりする。
Posted by ブクログ
内容も、本自体もライトで、5分でサクサク読めるので、外出中の隙間時間に読むにはこれ以上ない一冊。
一作一作の完成度は、「なるほど」と膝を打つものから、予想が出来てしまうもの、思わずニヤリとするもの、あまり感心しないものなど様々。
個人的には、「マダム・フィグスの宇宙お料理教室」のハチャメチャぶりと、「断続殺人事件」のタイトル、「ユビキタス」の読後感の良さが好きでした。
Posted by ブクログ
1作品5~10分で読める短編SFを16編収録したSFショートショート作品集(著者は草上仁さん)。惑星・テレパシー・サスペンスモノなどジャンルはいろいろバラエティに富む。ちょっと時代古めの作品(特にユビキタスなどが題目にあるあたり)多いかなと思ったら1990年代~2000年代前半の作品が多めだったようだ(描き下ろしは2作品収録)。星新一さんのSF短編ほどひねりはないがサクっと読める一冊。
Posted by ブクログ
ショートショートってあまり読まないのだけれど、これが星新一から連なる系譜なのだろうなと感じさせるものがある(って星新一読んだことないけれど)。あと、ショートショート業界的には、一昔前なら「あり」だったであろう、今なら配慮を求められるようなブラックなネタのうちいくつかは使えなくなっているのだろうなと想像。そういう意味では「マダム・フィグスの~」はギリギリか。「半身の魚」「ひとつの小さな要素」は好き。