あらすじ
急速に少子高齢化が進む日本。今の40代、50代が定年を迎える頃には、「年金支給は70歳から」となっている可能性が高い。そうなると、「定年後は悠々自適」とはいかず、70歳まで働き続けなくてはいけなくなる。どうせ働くなら、定年後こそは好きなことを仕事にしたいもの。そこで本書では、定年後もいきいきと働く60歳以上の方々の実態を調査。 ◎70歳から介護職員に転身した元商社マン ◎憧れのタクシー運転手へ転身した元エンジニア ◎退職前から続けていた講師業で売れっ子になった元メーカー社員 など、みな自分の好きなことを仕事にしており、元気いっぱいで70歳、75歳まで働く勢いである。それらの人は何が違うのか。どんなサラリーマン時代を送ってきたのか。仕事はどこから取ってくるのか――。彼らへの徹底取材から、定年以降もいきいきと働ける人々の特徴が明らかになった。年金、健康、孤独、夫婦関係、生きがい……「定年後の不安」が一気に消え、今の会社生活にも希望が湧いてくる1冊!
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Posted by ブクログ
題名どおり、70歳まで働くいいこと、理想と現実、働くための心構え、事例。やっておくべきことを紹介・解説
ただ、このとおりにやっても、働き続けれるかどうかは別問題。自分の実力・周囲の状況次第。
有利な資格まで説明されているが、「資格より実務経験が好まれる」との補足もあり
Posted by ブクログ
以前に確かコメントした 東京ガスの西山研究所の西山昭彦氏の著書の読後メモ
会社員の人生の後半を考えるのにとても良い本だと思います。
会社に入って20年くらい経つと残りの会社人生が大体見えてきます。
順調に階段を上っている人はもちろん少数で、
多くの人は次第に元気が無くなってきます。
しかし、人生には第2幕がある。
それに気が付くと、単に60歳以降の人生だけでなく、
45歳ないし50歳以降の会社人生の後半に
新たな意義を見出すことができる。
著者の意見に共感します。
Posted by ブクログ
ななめった見方をすれば、本業(ガス)に直接関係ない「西山経営研究所」なる組織まで設けてくれる東京ガスにいれば、「好きなことで・・・」と前向きになれるのかもしれない。東レ経営研究所の佐々木さんとか。しかし、37歳を迎えちゃった今、平均的に考えると70歳まで生きちゃいそうな僕が、今後33年あまりについて、何を考えていくべきかのヒントを与えてくれていると思う。