あらすじ
魔王軍四天王の怪蟲神官ガガルジは勇者殺しという偉業を成しながらも、味方からも「四天王の面汚し」と蔑まれる男。
そんな彼に唯一の理解者である魔王から1つの指令が下る。
それは次に生まれてくる勇者を赤ん坊のうちに懐柔せよという指令だった。
渋々旅立った彼は、故郷を失った人間の少年ルードを演じ、成り行きから次期勇者の両親を助けることに成功する。
出会いの形はどうあれ、これで勇者の家族に近づけたと思ったガガルジだったが――。
「ルード君、ウチの子にならないか?」
「はぁっ!?」
近いどころか家族の一員に!?
魔王軍の四天王が、将来の女勇者を育てることになってしまったドタバタ子守りライフが開幕!!
20ページ超えの完全描き下ろしも収録!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
蟲使いの魔王軍四天王の怪蟲神官ガガルジが主人公。大勇者グルグズを倒したあと、次の勇者となるアルシーナを監視するため少年ルードとして、グルカスとクロエ夫婦の養子となる。子守をしながら近所に住むシャロン嬢と遊んだり、スケルトンのスケさんと遊んだり、牧師サマトとバトったり、死霊術士ギルセバが復讐しにやってきたり、勇者の娘シャロン・ヘルティアが遊びに来たり。
番外編の「ぎるてぃあ保育園」も面白い。
人間くさい(笑)
女勇者は・・端役でした。
ガガルジは強くて優しくて人間くさいのに魔王軍四天王。
転生ものの主人公ではなく仕事のために変身したら苦労するハメになった主人公の話。
魔王様とガガルジの気安い関係の原因を知りたかった。