【感想・ネタバレ】ぬいぐるみを助けたら、なぜか花嫁になった件【特別版】(イラスト付き)のレビュー

真船るのあ / 小椋ムク

【特別版／書籍発売時、一部書店用に書き下ろされた番外編を追加収録！】

「にいちゃん、わいを買わへんか!?」
大学生の希翔は、エセ関西弁を喋るウサギのぬいぐるみ・ウサ吉に懐かれてしまい、元の屋敷へ戻りたい彼の手助けをすることに。
だが屋敷の持ち主で御曹司の理章は、そんな希翔の突飛な話を当然信じてくれない。苦戦する中、理章にウサ吉の声を聞かせる方法が判明！
それは彼とキスをすること。回を重ねるごとに深くなるキスと共に、ときめきも抑えきれなくなって▽(ハート）
不器用イケメン副社長×天然癒やし系男子のドキもふ花嫁ラブ！

[くろさび · ★★★★★]

ウサ吉、たまらん

しゃべる、動く(夜間のみ)ぬいぐるみ、ウサ吉がいい味を出しています。キャラが濃過ぎて人間達の影が薄い。ウサ吉の計らいにより、人間達は幸せになります。粋なウサギです！

[ブクログ · ★★★★☆]

恋愛偏差値(？)の低い希翔と理章のすれ違いがもどかしい。そのもどかしさを一番感じていたのはウサ吉だったかも。
ウサ吉のために頑張る優しい希翔と、ウサ吉にイライラしながらも邪険にできない理章、それに言いたいことをハッキリ言うウサ吉。３人(？)はかなりいいトリオに見えた。今後も変わらず、楽しく暮らしていって欲しい。