あらすじ
読むことと、書くことと――生涯をこの2つに凝集し、膨大な資料の渉猟と丹念な読み込みから、世に名高い森史学は生まれた。そのかたわら、資料から離れ、虚実の間に筆を遊ばせるかのような本書収載の珠玉の小品が書かれた。『怪談』を愛してやまなかった著者が、「八雲に聴かせたい」との思いで書き綴った怪異談、中国の説話に想を得た作品など、44篇を収める新編集の増補版。
...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント /
※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
南伸坊「李白の月」で褒めてあったので読んだ。
さらさらっと読める。素朴なユーモアと不思議。
怪談なんだけどしっとりや怖い色気はなく、
ころころとおかしく可愛いんだよなあ。
話がストンと終わっちゃうのが小気味よく興味をそそる。
「霊芝寺」が特にお気に入り。
伝説の僧侶がひらひらと舞い降りて消える謎の寺!