【感想・ネタバレ】債権法改正対応版契約実務と法―リスク分析を通して―のレビュー

あらすじ

企業法務部の第一線で約30年にわたり実務に携わる著者が、その経験を帰納的に文書に落とし込んだ、契約書を中心とする法律文書作成のための解説書。具体的な契約事例から想定されるリスクを理論化し、リスク回避・紛争予防を目的とした契約書作成方法を掲載。

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Posted by ブクログ

リスク分析(悩むべき部分を考え抜くのはもちろん,普通,余り重視していない部分をも考え抜く)を通じて,本当に使える契約条項ドラフト力を向上させるとして定評のある本書が「債権法改正対応版」としてリニューアル。
非常に良くできていて勉強になります。
ただし,一ヶ所,買主の「受領義務」(p236から237)についての解説は,改正民法413条の解釈としては,立案担当者等による一般的な考え方とは異なることが書かれているように思います。ここは再検討いただいてはどうかと思いました。
もっとも,この点は,本書全体の価値を下げるものではまったくありません。

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2018年05月29日

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