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Posted by ブクログ
面白い! サブタイトルにあるように、「SFの世界を現実にする日本の技術」がわかりやすく解説されている。
「超電動」や「半導体」など、当たり前に使われている語彙を、改めて基礎から学ぶことができる。お得感もある。
「和」を貴ぶ日本人の気質や、古(いにしえ)から伝わる伝統技術を踏まえた上での技術解説が、浪漫とともに現実性をおびた論理展開になっている。
わくわくドキドキ感とともに読み進めることができる!
常識にとらわれない「創造的頭脳」が、今、求められているのだ!
Posted by ブクログ
最初はトンデモ科学本かと思った。しかしすぐに、考えを改めた。スマホだって少し前ならSFレベルの話だったのだ。確かなのは、様々な技術研究が今も人知れず行われているということ。数十年後になって「この技術、ずっと前に本で読んだことあった!」と思い返せる日が来たら、面白いだろうなぁ。
Posted by ブクログ
まだ知られていないところで技術者がどんな研究をしているか知りたい人におすすめ。
【概要】
●地下ビル農場による農耕地不足の解消
●超伝導構造による電気の循環利用
●重力場宇宙船による宇宙航行
●想念センサーによる機器操作
【感想】
●他の文献等でお目にかからない技術を知ることができた。本当に実現できるのか?とも思ったが、他の文献等の情報と合わせると更に詳しいことが見えてくる。
例えば、超伝導はNICTの研究と照らし合わせてみる。これらの研究が融合すれば更に技術は進展するのだろうと思った。
●将来、これらの技術を用いて何ができるか。考えるにあたって有意義な内容であった。
Posted by ブクログ
AI・IoT・ロボット・MaaS。
これらが発展していく未来はすでに示されている。
今の科学技術の延長にある世界な訳だから、結構具体的な未来予想だ。
それに対して本書は「全く異なる」科学技術を示している。
反重力・無限に電力が使える循環器・最後はテレパシーだ。
確かにこれらが実際に開発が成功したら、社会を変える相当なインパクトだ。
しかし読めば読むほどSFと世界と感じてしまう。
本当にそうなのか?
「無理」と切り捨てていいのか?
AI・IoT・ロボット・MaaSだって、ほんの少し前まではSFだったんじゃないか?
今でこそ実現の未来が予想できるが、以前は虚構の世界だったはず。
だったら反重力だって、実現があり得ない話ではないはずだ。
「無限電力」だって実現したら、これは確実に世界が変わる。
この開発を日本が一番乗りで成功させたらスゴイ。
その先の未来はどうなるのか?
自分が生きている内に実現化してほしいと思う。
(2019/9/11)