あらすじ
13歳で心臓移植を受けた僕は、それ以降、自分が女の子になる夢を見るようになった。
きっとこれは、ドナーになった人物の記憶なのだと思う。
明るく快活で幸せそうな彼女に僕は、瞬く間に恋をした。
それは、決して報われることのない恋心。僕と彼女は、決して出逢うことはない。言葉を交すことも、触れ合うことも、叶わない。それでも――
僕は彼女と逢いたい。
僕は彼女と言葉を交したい。
僕は彼女と触れ合いたい。
僕は……彼女を救いたい。
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Posted by ブクログ
小坂菜緒さんが好きな小説として紹介していたので読んだ一冊。
ラブストーリーとファンタジーが融合した感じで”君の名は”を彷彿とさせた。
心臓の移植手術をすることで記憶が転移するという設定で、過去と未来が行き来していて読んでいて面白かった。怪しいしうさんくさいと思っていた教師が犯人で結局お前なんかーいと逆に予想を裏切られた。少女が自分を危険な目にあわせた教師の心情にも寄り添っていて、個人的に後味がよかった。