【感想・ネタバレ】おとな時間の、つくりかたのレビュー

あらすじ

忙しい毎日の生活のなかで、時間を短縮することに、つい夢中になっていませんか? 雲のかたちやからりと乾いた洗濯もの、おいしくできた料理など、ごくごくあたりまえのような気がしていることをシアワセと感じられる心をもつほうが、かえって時間とうまくつきあえるのかもしれません。うまく、というのは相手を要領よくあしらうという意味ではありません。時間に、人生のたのしみをおそわる、という考えかたです。本書は、「朝の時間――ざぶんと、さくさく」「昼の時間――バランスとって、おっとっと」「おとなの時間――まるめて、のばして、ふくらんで」「夜の時間――じっくりと、たっぷりと」など、日常のなかにおもしろみをみつけることが得意な著者が綴った、時にまつわるエッセイ集。要領なんかとは一切かかわりのない、一歩一歩の過程をたのしむその姿に、きっとこころがほぐれるはず。効率重視の毎日から、あなたを開放してくれる一冊です。

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Posted by ブクログ

おとな時間の、つくりかた (PHP文庫)
時間。それは、誰にでも平等にあるもの。なのに、何故、時間に余裕が有る(様に見える)人と、無い(様に見える)人が居るのだろうか?余裕が無くてバタバタしていた私は、ひょんな事からこの本を手にし、めくった。「時間を風呂敷に置き換えてみましょう。予定をたくさん包もうとすると、その風呂敷は、端から縮みあがってゆきます。」「時間を、親しい友だちのように思って、礼儀正しくつきあっていると、あちらさんも懐をひらいてくれます。。。」ストンと胸に入り込んできた言葉の数々。この本は、きっと何度も読み返す気がしております。

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2013年09月02日

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