【感想・ネタバレ】改訂版 日本語教育能力検定試験に合格するための基礎知識のレビュー

あらすじ

日本語教育能力検定試験の試験範囲は、音声、方言、心理学、教授法、日本語の歴史などなど・・・・・・と大変幅広く、勉強を始めようとするとき何もあてがないと広い海に投げ出されたような気持になってしまいます。
この『基礎知識』はこれから検定試験を受け、日本語教師を目指す人にとって必要な重要項目を50に分け、それぞれをコンパクトに解説しています。まずは「検定試験に合格し、日本語教師になるためにはどんな知識が必要なのか」を一気につかむために非常に役立ちます。「読みもの」として書かれているので読みやすいというのも、最初の一冊としてお薦めな点です。
また、検定試験を熟知している著者が、重要用語・頻出用語を交えて解説するので、試験対策に直接結び付きます。
一通り勉強を進めてから再度読むと、今度は知識の整理・まとめをするものとして役立てることができます。
試験勉強のスタートからゴールまで側に置いてほしいのが『改訂版 日本語教育能力検定試験に合格するための基礎知識』です。
※本書は2006年にアルクより刊行された『日本語教育能力検定試験に合格するための基礎知識50』に加筆修正した改訂版です。

【著者プロフィール】
岡田英夫:
株式会社アルクで日本語出版、日本語ジャーナル、マルチリンガル編集部の各編集長を経て、現在フリー編集者。検定対策講座の講師なども務める「検定の達人」。

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Posted by ブクログ

日本語教育能力検定試験を受験するにあたって、まずは赤本を読み始めたのだが、あまり頭に入ってこなかったので全体をざっくりと知るために本書を読んだ。
まとまった内容で、全一読するだけで赤本がだいぶ分かり易くなり理解の助けになった。
全く知識がない場合はいきなり赤本から入らずに、本書を読んでウォーミングアップをすることをお勧めする。

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2024年05月21日

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