感情タグBEST3
ひまりと依の恋物語に限って言えばここで完結しても問題なく、完成度も高い。これからは音楽の話がもっと前面に出てくるのだろうか。いずれにせよここから先の展開も目が離せない。
亜紀先輩の気持ちが公開されひまりの気持ちが変化していくのが凄く読んでいて良かった。
最後のひまりの告白の返事もかなり綺麗に終わりいい終わり方だと思いました。
ここから二人の物語を見るのがすごく楽しみです。
更に次巻でライバルのような存在も出てくるようなので、一層バンドの方も物語が進みそうで、二...続きを読む人の物語、そしてバンドの物語、両方を見るのが楽しみになってきました。
3巻ものすごくキュンキュンしました。
サニースポットの歌詞もすごくよくて、ひまりちゃんが返事をする時の言葉も最高でした。
しばらく余韻に浸れて癒されます。
その反面あき先輩すごく切ない…けど本当にいい人。
一旦の区切りを迎えた今巻、雑多なライブハウスで相手しか見えていないという構図の美しさ。ここまでthe 王道の百合恋愛漫画といったストーリーなのでここからどう展開していくかが楽しみ。
Posted by ブクログ 2020年07月22日
前巻ラスト、依との距離を少しずつ縮めていこうとするひまりに警鐘を鳴らすかのように突然の挑発をしてきた亜季
彼女の参戦に拠ってどれだけ事態は不穏なものになっていくのかと思いきや、随分穏やかなものになったような
亜季としては依を焦らすかのようなひまりの態度に思うところが有ったのは確かなのだろうけど、それ...続きを読む以上に依を大切にしたい、依に幸せになって欲しいとの想いが強いのだろうね
だから、ひまりから依を奪い取ることよりも依がひまりを望むなら依の想いを優先してしまう
こういう優しすぎる人って大抵自分の幸せを後回しにしてしまうものなんだけど……。どうやら亜季は自分なりの幸せを手に入れられたようで。最も欲しい”一番”ではなかったけど、別の”一番”を手に入れた彼女の笑顔は輝いていたね
一方亜季に背を押されたことで『好き』の感情と向き合い始めたひまり
百々花の言葉、依の真っ直ぐな好意、亜季の謝罪。様々なものを受け取りつつ、自分の気持ちを固めようとするひまり。そうやって自分の想いに向き合う時点である程度答えは固まっているようなもの
おまけに依と亜季がくっつく姿に苦しさを感じられたひまりはもう半分以上『好き』の答えを見つけているように思えた
そこで最後のダメ押しをするかのようなデート風景が良いね
第１巻で描かれたデートの時とは全く意味が異なる「はりきったおしゃれ」、そして褒められた際のリアクション
これらの描写の違いは『好き』が判らなかったあの時とはひまりは明確に異なる感情を持っているのだと察せられる描写だったね
そして始まるライブ。ひまりと出会ったことで依の中に生まれた感情を携えて演奏されるそのライブは再びひまりを一目惚れさせるもの
ひまりへの『好き』を歌いきった依、『好き』を見つけて依に見つけられる場所まで走り寄ったひまり。最初は微妙にずれていた『一目惚れ』の意味がこうして正しい意味に昇華される展開は美しいね
そして二人は結ばれて……
って、ここで新キャラ投入？依とひまりがくっついたことである程度話は終わったように思うのだけど、ここからどう展開していくのだろうか？
シリーズ作品レビュー
